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は〜るばる来たぞ 高山へ〜
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東京ではもう桜の花も散ってしまいましたが皆さんお住まいの所はいかがでしょうか?(H16.3.28執筆) さて、3月というと当社では実は恒例の社員旅行の季節で、これから繁忙期(4〜5月)を迎える前の決起集会という訳ではありませんが、当社では毎年この時期に東京・大阪合同で旅行を企画しております。 そこで今回は季節ネタということで、いつもと嗜好を変えて社員旅行の顛末をご紹介したいと思います。 今回の旅行の行き先は >>> 岐阜県は『 飛騨高山 』 名古屋からも電車で3時間掛かる結構な距離のところ。 何故、こんな遠い所(失礼!)へ旅行することになったかというと、実はある当店のお客さま(T先生)がここ飛騨高山にお住まいで、その先生に以前から 『吉村くん、高山は良いところだから是非一度おいで・・・』と言われていて前から気になっていたんです。 今回はたまたま社員旅行の幹事が東京店の北君でしたので相談のしたところ「それじゃ〜」ということになり高山行きが決まりました。 |
...とここまで話が進むとこのコーナーをよくご存知の方はあれっ?、今月の『お客さまいらっしゃ〜い』は社員旅行の話? なんで?...と思われる方かと思いますが、そうですよね、ちょっとおかしいですよね〜 いくら何でもお客さまがいなければ... そうです。お客さまがいるんです。今回の旅行。 実は『吉村君、高山おいでよ〜』と言われたT先生に高山旅行が決定したことをT先生の奥様へTELすると数日後お電話があり、
...ということになったんです。(本当にありがたい限りです。) ところで、一寸読者の皆さんもご一緒にお考え下さい。 このようなご厚意でお客様を紹介いただける場合、普通 人数は何名位だと思います? 私は多くて5名〜8名位かな?と予想しておりました。 事前準備も必要なことですので率直に伺うと、T先生がこう言われます。
T先生『う〜ん、30人位かな?急な話だからね。』 私 「へっ?(“えっ”ではなく“へっ”です!)え〜っ、そんなに大勢ですか〜。ありがとうございます。早速スタッフと相談してみます!」 |
★☆★東京SHOPMASTERより一言・・・★☆★ | |
〜社員旅行についての考え方〜 ちょっと話がそれてしまいますが、大切なことなので脱線します。 私は↑でT先生からのご注文に対し「スタッフと相談してみます!」と即答を避けてしまいましたがそれには訳があります。 ... というのは、社員旅行のような企画はいわゆる「社風」が出てくると思いますが、会社の代表を兼ねている私としては、社員旅行は一年間こき使った社員をねぎらう場、社長がホストになり皆を喜ばせる楽しませる場だと思っています。 (特に近年は不景気の影響で昔より従業員をこき使っているから?) ですから出来れば旅行に仕事を持ち込みたくないのが本音で、T先生からの依頼でも即答せずに「スタッフと相談したい」と申し上げたのはそのためです。 |
...で、皆に恐る恐る相談すると、皆スケジュールが調整できるならOK!とのこと。 「では誰が行ってくれる?」と話を続けると、30名もお客さまがいるのなら一部のスタッフだけ訪問するのではなく、皆で行ってサッとすませよう!というのが皆の意見でした。 まして、社員旅行は大阪店と合同ですから大阪のセールスを見てみたいという前向きな言葉も出る次第で。。。 嬉しい話です。皆、ありがとう !! そしてT先生にその旨伝え、スケジュールは次のようになりました。 |
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そして、いよいよ旅行の日取りになりました。 早朝7:00に東京駅に集合し(それにしても早い!)「いざ、出〜発!!」ならぬ『いざ、乾〜杯??』 はい、すぐこんな状態になってしまいました。 画像は11:30頃の白崎氏の様子。 う〜ん、とても仕事の時のイメージと違いますね。酔っぱらって流血しております××× そして高山へ着きました。 品行の悪いおぢさん達(大橋・白崎)は放っておいて、私はレンタル自転車で高山市内を散策です。 あ〜っ、何と健康的なんでしょう...日頃都会に住んでいると空気のうまさが身にしみます。 名物五平餅をほおばり、旅行気分満喫です。 その後チェックインを済ませ、恒例のお座敷宴会(これが上座に座らされて嫌なんだよな〜)を終え、初日は無事終了。 2日目は上述のスケジュール通り世界遺産の白川郷へ。。。 あいにくの天気で折からの雪でしたが、それが逆に合掌造りの家々をムーディーに演出してくれました。 が、私は当社の女性陣と行動を共にしていた関係から『花よりダンゴ』今日も五平餅ばかり食べておりました。 そして夕方から、ようやく本題のT先生の病院へ訪問です。 東京店:大橋・司茂・白崎・荒井・三谷、大阪店:清水・藤本・幸福...それと私ですから総勢なんと9名です。 私は実は前日にご挨拶をしていたのですんなり入れたのですが、残りの皆はリビングに通されても緊張状態。画像の通りのありさまで まるで借りてきた猫。 そうこうしている内にお客さまの方も続々お集まりになりました。 こういった時はどこでもそうかと思いますが、お邪魔する我々もそしてお客さまも緊張するんですよね、、、 でもサンプル帳のご説明をして、デザインの話をしている内にだんだんうち解けていって、デザインが決まった人から順に採寸することに。。。 そしてその後も続々お客さまが来られ、場所がなくなり※とうとうオーダースーツの採寸にはちょっとにつかない和室や診療室まで使わせていただきました。 (※T先生のお家は非常に広いです。ただ30人が一時に集まるとさすがに手狭になってしまって。。。ということです。) |
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メンズの方は、矢継ぎ早のご注文でしたので大阪SHOPMATERの清水とお互いの雰囲気の違いを語る間もなく、あっという間に終了。 ようやくちょっと落ち着いてきた所で別室で行っていたレディースの採寸の方を覗いて見ると・・・ そこは >>> メンズにはない修羅場でした!! レディースのご注文は少ないだろうと踏んでいた女性スタッフ三谷・藤本は大勢のお客さま(ピーク時7〜8名)を前に収拾のつかない状態。 早速、レディースにも詳しい白崎や私がフォローに辺り何とかその場をしのぎましたがやはり女性の採寸は女性の方がしやすいため、これがネックになって最後まで大変な状態。 画像の通りの有様になりました。。。レディース担当2人に対し、お客様が6〜7名です。 でも、職人白崎氏、ベテラン大橋氏の協力もあり何とか採寸を終えると。。。 リビングのテーブルはこんな状態になりました。 |
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『あ〜っ、最初はここにコーヒーやお饅頭があったんだよな〜。』 それがこんなありさま。女性スタッフをかばうわけではありませんが彼女たち片づけが出来ない人ではないですよ!! 結局 男性で 20着 女性で 13着のご注文となりました。 |
★☆★東京SHOPMASTERより一言・・・★☆★ | |
〜ご注文の着数について〜 ご注文に当たっては私どもがそうそうは来れない(注文できない)距離ということで、本当は皆さん秋冬物の注文も同時にされたかったそうです。 でも秋冬は品切れが多いことや最初の1着はミスする可能性もあるため私の方からお断りいたしました。 やっぱりオーダースーツは1着1着改良していくものですから。。。 |
こうして、外販は無事終了し最後にT先生の病院の前でパチリ! | ||||
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T先生は栃本先生というのがバレバレですね。(^^;) そして最後には残っていたお客さん達の車でホテルまで送っていただき、本当にT先生をはじめ皆さんにお世話になりっぱなしです。 さて、 その後このスーツ30数着の仕上がりはどうなるのでしょうか? 『ファーストスーツはできればしっかり直接自分たちの目でもチェックしたい!』というのが本音ですが、はてはてどんな対応を取ることに。。。 続編もあります(きっと)のでどうぞお楽しみに!! |
★☆★おまけ1★☆★ | |
今回はT先生のご紹介で高山一のホテルホテルアソシア高山リゾートさんにお世話になりました。 実はこのホテルの和食料理長がT先生のご友人で、料理に腕を振るっていただきました。 この場を借りて御礼申し上げます。 紙面の関係で詳細は書けませんでしたが、実はホテルでも外販を行ってしまい...和食の料理長さんも当社のお客さまとなりました! |
★☆★おまけ2★☆★ | |
今回色々お世話になったT先生はご自身の診療所とは別にナチュラルクリニック21という医院をサポートしています。 こちらは「患者の身体に良いと思うことは何でも試す」という事をポリシーにしていて最新鋭の医療設備と共に時には患者のリハビリに畑仕事をしたり気孔をやったりと、とてもユニークな治療方法を採っている医院です。 ご参考までに紹介してみました。 |