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芯無しジャケットのご注文です。 |
長かった梅雨もようやく明け、夏本番に向かってまっしぐらですが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
この季節は段々と暑くなり、迫り来る夏に向けて心も開放的になりますがそんなウキウキ気分とは反対にスーツは暑くて辛いですよね。 この所、私はそんな暑いシーズンにもってこいのジャケットやパンツをご紹介して参りましたが今回もそんな辛い夏にはぴったりのジャケットのご注文をいただきましたのでご紹介したいと思います。 ご注文いただいたのは当社とは古いお付き合いのTさんです。 Tさんからは先月、当店SHOPMASTERがHPでご紹介した芯無しジャケットにご興味を持たれ、事前に何度かご質問を頂戴していたのですが色々とご検討いただいた結果、下記の様なメールをいただきご注文に至りました。 >>ご参考: 新商品 芯なし1枚仕立てデビュー |
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Tさん有難うございます。 当社でもSHOPMASTERと三久服装、遠藤君が中心となってなんとか試作品までこぎ着けたばかりの仕様ですから、こんなに早くご注文いただけるとは感謝感激です!! 本当にお客様はありがたいですね。 これは何が何でも失敗する訳には行きません。 吉井工場長!、遠藤君!頼みますよ!! また、Tさんからは仕事着に見えない物をということでのご質問でしたが、、、 そうですよね〜、、、 スーツスタイルやジャケットスタイルで仕事に見えないようにするにはある意味難しいですよね。 我々のように普段スーツの人間はラフなスタイルになるだけで仕事とはかけ離れますが普段がラフなスタイルでお仕事の方には逆に難しいと思います。 そんなこんなで私からは詳細はご来店時にしっかりご説明するとして簡単にこんなメールを返信いたしました。 |
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と...この様なやりとりの後、お忙しい合間を縫ってご来店いただきました。 Tさん、お忙しい中、有難うございます。 さて色々とお話しした結果、肝心のご注文内容は下記に決まりました。 |
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以上のように決まりました。 派手さはないですがツボを押さえた仕様です。 トレンドに左右されず長くお召しいただけるジャケットとなりそうですね。 今回の生地はこれまでにも当社HP上で何度かご紹介しているアニオナのBL9317です。 シルク、ウール、リネンが混紡されておりしなやかですが張りのある風合いで夏場にはもってこいの生地です。 Tさん、これならデニムにコーディネートしてもよし、綿パンでも問題ないですね。 さらに軽いということで上司の方も驚くのではないでしょうか。 今から楽しみですね。 前回、当社ショップマスターがご紹介した試作品はロロピアーナの薄手の生地でしたが今回は麻が混紡されますからハリのある生地です。 柔らかいロロピアーナとハリのある今回の生地とでいったいどれくらい差が出るでしょうか? さてさて仕上がりが楽しみです。 Tさんは当社とは古くからのお付き合いですが初めてのフルオーダーということで期待半分、不安半分といった感じで緊張されていたのですが当社のフィッター中島氏の優しい雰囲気も手伝い徐々に緊張がほぐれていったご様子です。 ご心配されていたサイズアップもなく逆にやせられていたようでTさん、ホッと一安心です。 ボタンは前回のサマージャケットフェアーで使用したイタリア製ボタンが残っておりそれに決まりましたが表地の雰囲気とも相性が良く素敵なジャケットになりそうです。 これらのボタンはこれからも当社で取り扱うかどうか現在検討中です。(有料オプションになりそうです。) |
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この雰囲気でのお仕立てなら懸念されていた仕事のイメージからは離れることが出来ますし重宝されること間違いなしと思います。 Tさん、楽しみにしていてくださいね。 それでは仮縫いの状況と出来上がりは次回でご紹介いたします。 それでは次回をお楽しみに〜!! |
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(執筆:山橋)
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