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□ 生地 □ |
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G1134
(ロロピアーナ社製/濃紺/シャドーストライプ)
ロロピアーナでも Super130'sの原毛を使用し、しなやかながらも、しっかりとした織りが特徴です。
柄でも普通のシャドーストライプとは違って、縦糸に黒糸、 横糸に紺色 を使っているため、深みのある色合いがどことなく色気を感じさせる生地です。
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□ 仕様 □
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【上衣】 |
基本デザイン
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シングル2つボタン
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脇ポケット
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ハッキングポケット
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ベント
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サイドベンツ
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袖口 |
重ね切羽4つ |
釦 |
本水牛つや消し濃い茶 |
釦 |
重ね切羽、ボタン4つ |
裏仕立て |
総裏 |
裏地 |
Z494−11(ゴールドシルバー) |
腰ポケット |
ハッキング |
見返しポイントステッチ |
紺 |
ネーム刺繍糸 |
紺 |
特記事項 |
袖:スリム |
【下衣】 |
前タック |
外1本 |
サイドポケット |
ストレート |
ピスポケット |
両玉左右ボタン留め |
裾口 |
シングル |
特記事項 |
折り目加工 |
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比較的ベーシックで長く着られるデザインで決定。
どちらかというと素材とサイズ感で楽しまれるのが好みなようでクラシックかつ、素材感を引き立たせるデザインで、トレンドにあまり左右されず長く着られる仕様に決まりました。 相手の事を思ってのスーツ... 羨ましいです! |
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□ 変更箇所 □
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【上衣】 |
胴回り
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-0.5センチ
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袖周り
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-0.5センチ
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着丈
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-0.5センチ
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【下衣】 |
股上 |
-1.0センチ |
ウエスト |
-0.5センチ |
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いかがでしょうか。こちらが、今回変更した数値です。
幅・縦ともに若干ではありますが、全体に横に絞り縦に短くなっていますね。
女性がどのようなところに注目しているのか、少しわかるのではないでしょうか。
それでは、実際にどのような効果が表れるのか、写真でご紹介いたします。
・胴回り詰め
上着をタイトに!ということでしたら、まず一番最初に思い浮かぶのがこの胴回り。
ただ、半胴で2センチ以上も詰めてしまったら、曲線がうまくつながらず、肩の線が強調されるため逆効果になってしまいます。 |
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こちらが、胴回りを少し詰める前と詰めた後です。
第一印象でも全く雰囲気が異なりますね。
サンプルのため約1センチほどつまんでおります。
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・袖回り詰め
もっと脇の下に空間を出したい、タイトにスッキリとしたシルエットがいい、オフでも気兼ねなく着られる細身のジャケットが欲しい等々、、、そういった方にお薦めがこの袖を細くすることです。
オーダーでもこの辺り、お客様からのご要望がなければ、なかなかいじらない所ではないでしょうか。
写真をとったものの、製品をつまんでみてもなかなか綺麗に納まらなかったため、線を入れてみました。
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・着丈詰め
着丈は短くなればなるほど足が長く見えますが、お尻が出てきたら威厳を失ってしまいます。
そのためなかなかバランスが難しいのですが、どのように基準にしているのかご説明させていただきますと私共は総丈「首の付け根から踵まで」の半分を基準に最近では−1〜−2センチ程短く設定しております。
ひとりひとり好みやお尻の位置によっても違いがありますので一概には言えませんが、目安としてほとんどがこの基準をもとにしております。
こちらが片側だけ3センチ短くした写真です。
3センチでもここまで違いが出てくるので、大幅に変えるということはあまりありませんが、やはり軽快感が左右全く違うのが確認できます。
女性は相対的にトレンドに対する意識が強い傾向にあるため、現在のトレンドでもある少しタイト目なスタイルを好む方が多いのですが、その他にも女性にはないクラシックさを好む方、比較的広い肩幅を好む方等、女性によって好みは違ってくるものの、全体的にはトレンドを少し取り入れたクラシックなスタイルが好まれているのではないでしょうか。
独身男子が故のご紹介になりましたが、皆さまそれぞれ自分のスタイル+少しのトレンドを意識されてみてはいかがでしょうか。 |