服地の本場大阪谷町で生まれ、東京神田の生地屋街で育ち...はや

vightextopロゴ

MADE TO ORDER オーダースーツのヨシムラ

オーダースーツのヨシムラ >> お客様いらっしゃい >> 誰もが憧れるボンドスーツ

お客様いらっしゃい

2016年9月29日更新

誰もが憧れるボンドスーツ

暑さが和らぎ少しずつ秋が近付いてきましたが皆様如何お過ごしでしょうか? 10月から衣替えで、秋冬のコーディネートが増えてくる頃となりましたが、 準備は整っていますでしょうか?

今シーズンの流行として各雑誌などでは、しっかりした生地感や、
ハリのある素材を使用した英国スタイルが多く取り上げられております。

また、ディテール面ではクラシック回帰の影響もありタック入りパンツや、
伝統的な柄のチョークストライプ、グレンチェックなどもトレンドです。
さらに、これからの季節ならではのアイテムとして、ベスト付きの三つ揃いもオススメです!
これからの季節ならではのコーディネートが楽しみですね。

さてそんな中、イギリス秘密情報部を主人公に描いた映画、「007」でお馴染みの 「ボンドスーツ」のご注文を頂きました!
オーダースーツのヨシムラでは今まで多くのお客様から、「ボンドスーツ」のご注文を頂いております。

ダニエル・クレイグが着用しているボンドスーツは、ご覧になった方ならご存知かと思いますが、とにかくサイズ感がとてもタイトです。
情報によると、シーンに合わせて何着も仕立てているそうで、立ち姿重視のスーツ、戦闘シーン用のスーツと作り分けているそうです。

そのため、ボンドスーツをご希望のお客様へは、実用性重視のサイズ感で仕立て、ディテールをボンドスーツ風に、もしくは実用性は無視して、サイズ感(タイト)もディテールもボンドスーツにと、どちらを重要視するかをお伺いしております。

今回ご注文頂きましたY様は、実用性を兼ね備えたボンドスーツを
ご希望頂きましたので、可能な限りタイトにし、着用時に影響のないようサイズ感は意識しました。
また、今回はフルオーダーでのお仕立てのため、お仮縫い時に細かなサイズ調整を行います。

ディテールは、映画のパンフレットやY様ご持参の画像写真を確認しながら決めましたので、今回お仕立て頂きましたボンドスーツのディテールを下記にてご紹介させて頂きます。
是非、ボンドスーツのお仕立てをご検討されておりますお客様はご参考にしてみて下さい!

ボンドスーツのディテール
【上着】
■基本デザイン・・・・シングル3つボタン段返り

■衿型・・・・ノッチ

■胸ポケット・・・・ハコ

■腰ポケット・・・・フタ付き(ハッキング無し)

■袖口・・・・本切羽4つボタン

■ベント・・・・センターベント

★拘りポイント:ビルドアップショルダー・袖口フレア
【パンツ】

■タック・・・・ノータック

■脇ポケット・・・・ナナメ

■ヒップポケット・・・・右ボタン止め

■裾口・・・・ダブル(折り返し巾3.5cm)

★拘りポイント:ベルトレス仕様四角(ループ無し)・両脇尾錠付き

以上が今回ご注文頂きましたボンドスーツのディテールです。
シーンによっては、フロントボタンの数が異なっていたり、サイドベンツだったり、袖口のボタン数が異なっていたりしますが、オリジナルなボンドスーツをお仕立て出来るのもオーダースーツならではですので、皆様もお試し下さい。

それでは、出来上がりまでお時間お掛けしますが、完成しましたらご紹介させて頂きます。
東京店:安藤

ページ上部