2019年11月8日更新
気付けばもう11月も後半戦、2019年も残すところなんと!!!もう1ヶ月ちょっとしかないんですね。。。。 最近思うことですが、なんて時間が過ぎるのは早いんだ、、、これはやはり自分にときめきが足りないからなのか、、、っと少し寂しく?!感じていますが、読者の皆さんはいかがでしょうか?!(何がいかがって感じですよね(汗))最近“ときめいて”いますか?! 今年も残すところあと僅かですからやり残したことのないよう、後悔の無いように2019年を駆け抜けていきたいなと思っております。 さて、そんなときめきが足りていない?!であろう私とは違い、フレッシュでときめきに満ち溢れた、来るべく2020年に《新成人》になるHさんから成人式用のスーツのオーダーを頂きましたので今回ご紹介をしていきたいと思います。 今回ご登場して頂くHさんは、当店、そしてオーダー初体験のお客様です。 Hさんのように初めてオーダーに挑戦したいと思っている方は、『作りたいけど不安だな、、、』って気持ちや、『どんなスーツをオーダーできるんだろう。』という疑問がいっぱいありますよね?! そんな皆さんに、Hさんのオーダーを通じて疑似体験をして頂き初めてのオーダーを一緒に楽しんで頂ければと思います。 それでは、いよいよ、Hさんのストーリーを始めさせて頂きます☆ 始まりは、Hさんから頂いた当店のサンプル帳請求からでした。 *頂いたメールを原文でご紹介しておりますが、一部割愛もさせて頂いております。
『オーダーを今すぐしたい!!!』と、当店へご来店をいただきすぐオーダーする。といったご注文方法も勿論WELCOMEですが、まずはどんな生地があるのか、サンプル帳で生地に直接触れてご検討いただいたり、こんなスーツにしたいとお考えがあればお気軽にお問い合わせも頂けます。 さて、数あるオーダー店の中で当店を選んで頂き、しかも晴れ舞台である成人式用のスーツをご検討いただけるなんて、大変光栄なことで今すぐにでもサンプル帳を送らねばと いきり立っていたのですが、、、、サンプル帳が足りない、、、(汗) 実はサンプル種類の欄を見て頂くと(予約)と書かれていますが、そうなんです、丁度今年新作のサンプル帳をお送りするタイミングで、サンプル帳が足りない、、、という事がありまして少しお待ち頂く旨をご連絡差し上げたのですが、早速Hさんからお返事頂きました。
とっても早いご返信にHさんのオーダーに対する熱が伝わってきます。 これは気合を入れないと、とメールを読んでいると、『ふむふむ、初めてのオーダー晴れ舞台の成人式で色々悩まれているな~。ドレスコードは良しとして、今回のHさんの考えているオーダーは、、、、なるほどね~。ほほ~う。中々の難題だな。(汗)』 読者の皆さんもこちらを初めてご覧になる方も、スーツについて疑問に思っていることや 特に初めてで右も左も分からないという方は、まずHさんのように生地を見てみるのも良いですしお問い合わせだけども大歓迎ですから読者の皆さんもお気軽にご相談くださいね。 さて、頂いたお悩みと今回のスーツにはちょっとした矛盾を感じましたので、お答えしようと早速お返事をお送りしました。
先のHさんからのメールと私がお送りしたメールにもあるように今回は成人式のスーツなのですが、少し特殊なスーツをご希望です。 中でも目を引くキーワードは『クラシック』と『産業革命の時代』この2つ。 クラシックはある程度表現できるのですが、《産業革命の時代》という歴史背景を表現するのは正直難しいなと感じてしまいました。 その時代ともなるとまず生地感が違うだろうし、そもそも貴族以外はスーツをしっかり着ていたのだろうか。また特殊過ぎてしまうとイージーオーダーで表現する限界もありますから正直これは中々の難題。 少しでもHさんの為になっただろうか、またどんなスーツか写真や資料を探さなければと思っていたところでしたが、お送りしてから間もなく、Hさんからお返事を頂きました。
Hさんからのお返事を見ると、安心感とまだまだ少し《クラシック》について悩まれているようですね。 《形の無いモノを創造し作り上げていくのがオーダー》ですから、この悩んでいる時間も楽しんでいただければと思います。 現に私も未だに自分のスーツをオーダーする時には相当悩んで考えます。 それが病みつきでこの仕事をしているのかも、、、、。 私の話は置いておいて、早速お返事をお送りしました。
お互いのイメージが中々合致しないのと、一体どんなスーツをHさんは想像しているのだろうかと見えてこなかったので、Hさんにも協力して頂きたく宿題ではないですけど具体例をお願いしました。 自身でお探しくださいと少し冷たいように感じてしますが、お互い真剣ですし、より良いご提案を差し上げるためにもお互いのイメージと考えを統一させるのは重要です。 そして、なんとまだこのやり取りの時点ではまだ、サンプル帳が届いていない状況なんです。 生地を実際に見てみるとイメージもしやすいかと思いますし、一度お互い色々と今回のお仕立てについて考えてみる時間も必要ですね。 サンプル帳は無事届いているだろうか、イメージ通りの生地はあったかな、と考えていると、、、、
色々と相手のことを思っているとお返事が来る。まるで恋文ではないですが(汗)お返事等を頂けると嬉しいものです。 さて、生地も決まり段々とイメージも固まってきましたね。 頂いたお返事を拝見すると、何とか今お考えいただいている仕様だけ見ると再現はできそうです。
ふう~、ある程度のことは決まってきましたので、あとはメールのテキストの中にある 《オーダーシート》を拝見しもっと詰めた話し合いに進み採寸という流れになっていきます。 オーダーシートを待つこと数日、、、店舗に届き中を確認すると手書きのお手紙と共に今回の仕様と、どちらにするか迷われていた生地がオーダーシートに記載してありました。 最近手書きの手紙なんてもらう事ってないですよね。 顔の見えないやり取りですから、こういったところに人柄が表れているように思います。 Hさんありがとうございます。 さてさて、今回の生地と仕様を今回はざっと簡単にご紹介したいと思います。
意外とシンプルに見えますよね?!先にざっと簡単にと書かせて頂いたように、 オーダー内容はいたってシンプルですが、実はここからが本番です。 これだけでは、先のメールでのやり取りが落とし込まれていませんよね?! そうなんです。ここからHさんにご来店いただきオーダーが始まるのですが今回は《PART 1 》という事で詳しい内容は、次回の《PART 2》に続いていきます。 次回の《PART 2》の前になんと今回は先にHさんに登場して頂きます。 Hさんどうぞ☆
さあ、一体Hさんのスーツはどんな感じになるのでしょうか?! 乞うご期待です☆是非次回の《PART 2》もお楽しみに!!!