2022年7月26日更新
夏。四季の中で個人的に得意じゃない季節。なぜかって?!それはもう『暑い。。。』この一言に尽きるかなと。戻り梅雨と言われていることもあってか、ただ暑いではなく、ムシムシと蒸し暑い日が続き、げんなりしてしまう今日この頃。 本格的な暑さを前にもうノックダウン寸前です。 こう暑い、暑いばかり(文句)でネガティブな表現ばかり言ってしまうといかんなぁ~と、 思いながら、暑くていい事って何だろうなぁ~と考えてみましたが、真っ先に出てきたのが、『ビール(お酒)がうまい!!!』くらいで、何か他が思いつきません。 読者の皆さんは何か暑くても楽しい事や、いいこと思いつきますか?!できれば是非是非教えてくださいね。(あっ!夏休みがありますね~)
さて、冒頭に散々暑さに対するクレームを書いてしまいましたが、こんな季節だからこそ楽しめるファッションがあるのも事実。 暑いからと言っても悪い事ばかりじゃないという事で、暑い季節に楽しめるオーダーアイテムを皆さんにご紹介しようかなと思います。 これからの季節に大活躍するアイテムと言えば???夏という季節に限定してしまっていますが、どの季節にも何枚あっても嬉しいアイテムは??? はい、もう何枚と言っている時点で、そのアイテムが何か、お分かりいただいた方も多いのではないでしょうか。
そのアイテムとは、、、それは、、、このコーナーの常連様である、若きファッショニスタAさんのお仕立てを通してお答えしてまいります。 一癖も二癖も(いい意味ですからね。)あるご注文内容になりますので、皆さんも是非ご参考頂き『暑い夏のファッション』を一緒に楽しんで頂けたらと思います。
それでは、いつも通り長い前置きから本編に入っていきますよ!!! 先ずはAさんからこんなメール(リクエスト)を頂きましたのでご紹介いたします。
おっと、このリクエストメールで今回のご紹介するアイテムの答えが書かれてしまっていますね!(その前から気づきますかね。。。) そうです。そうなんです。まさにそのメールにある通り、今回はAさんからご注文頂いたとっても《COOLなサマーシャツ》のご紹介です☆ 答えが早速出てしまったところではありますが、Aさんがオーダーいただくシャツですから、どれだけCOOL(格好いい)なシャツを創造されているのか気になってしまいますね。 毎回今回は何だろう???とオーダーを頂くたびに私が楽しませていただいているのですが、先ずは今回のイメージをAさんが送ってくれているので、そこから確認をしていきましょう。
・ミリタリー調のスタンドカラー ・プルオーバー ・バックスタイルはダーツ無しのボックスシルエット この3つが今回のシャツのイメージソースです。画像だけ見ると、そこまで再現が難しくはないのかなと感じつつ、でもAさんだからこそ、ここからもうひと捻りを入れてくるだろうと、勝手に想像してAさんのご来店を待つことに。(実際ありました。。。) 読者のみなさんも、何かこうしたい、こんなイメージのもの作れますか?とお問い合わせ嫌だければ、出来ることは出来る、出来ないけどここまでなら、、、とお答えしますので、是非自分も何かチャレンジしてみたい!!!というスタイルやアイテムがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。 さて、いよいよここからが今回の見どころ。『イメージからリアルへ』頂いたイメージをAさんと実際に形にしていきます。この共同作業(もっといい言葉があるかと思いますが、、、自分のボキャブラリーのなさ、、、勉強します。)が、オーダーの一番の楽しみなんですよ。 形のないものを創造するってドキドキしてきませんか?! それでは先ず、頂いた画像だけでは分かりにくいかと思いますので、今回の3つのイメージを仕様書に落とし込んだものをご覧いただきます。 今回は細か~いところが多いのでなかなかテキストでお伝えするのが難しい。。。 特に☆が入っているところは、普段のオーダーではあまりお選び頂かない仕様ですから、これがどう表現されるのか、要チェックです!!!
Aさん、仕様書に今回のデザインを落とし込みましたけど、このシャツ2枚とも、ほとんどが特殊なデザインですね。(汗)
ここで今回のポイントです。 カジュアルシャツで特に裾を外に出して着る時のサイジングは、案外難しいんです。 丈のバランスに始まり、バストとウエストの差寸のバランスは、それぞれの体に合わせたサイズ感を作るオーダーとは大袈裟に言うと、逆の考えを持たないと失敗します。 カジュアルシャツって、バストとウエストにくびれが無いものがほとんどです。 (実際に測ってみるとよ~く分かります。)オーダーのサイズ感覚で作ってしまうと、ウエストにくびれが出来てバランスが悪くなり、なんかちょっとイメージと違うなと感じてしまうはずです。パンツインすればあまり気にならないですが、裾を出して着るとなんとなく違和感があるはずです。 (ちなみに、Aさんも私も実は1回失敗しています。Aさんゴメンナサイ。。。) いろいろな経験から今回のシャツのサイジングは、バストサイズとウエストサイズを『ほとんど一緒のサイジング』でいく事に。
さすがとも言うべきファッショニスタAさんの発想力。 ドレス感満載なヒダ胸のシャツをあえて、デニムでドレスダウンさせる。 これぞまさにタイトルにもあるような、《ラフ&クールなシャツ》ではないでしょうか。
Aさん、注目ポイントが多すぎてシャツの仕様がほとんど☆マーク付いてますよ!!! この☆マークの特殊箇所については、出来上がりをご紹介する『お客様ありがとう』まで楽しみにお待ち頂ければと思います。 果たして、今回のテーマ《ラフ&クール》なシャツの仕上がりはいかに?!乞うご期待です。