2022年8月5日更新
暑い、以外の言葉が出てこないくらい毎日毎日暑いですね。 こう暑いとつい冷たい物ばかり摂ってしまって、体調を崩しがちですよね。 皆さんは暑い夏を乗り切る秘訣みたいなものはありますか? 私は極力肉や油ものは控え、酸っぱい物、茗荷、オクラ、冬瓜といったおばあちゃんの得意料理のような地味なものばかり食べてます笑 それとやはり涼しい室内に居ようとしてしまうので、なるべく身体を動かせて汗をかこう、ということで朝晩極力歩くようにしています。 お陰で顔が日焼けで真っ黒に、身体は生白いですけどね笑 でもそのせいか、不思議と今年はすこぶる快調です。 世の中は増々便利になっていきますが、こういう身体の事は昔の人の教えに学ぶところは多いように思います。 また怪しいモノが流行っておりますが、きちんと自己管理してこの夏を乗り越えたいものですね。
さて、夏真っ盛りの今、お客さまいらっしゃいでご紹介するのは普段であれば夏用アイテムなんですが、今回は生地こそ春夏物でも全く季節感の無い?コダワリ満載のTさんから頂いた30's Styleのスリーピースをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するMさんですが、まだお若いにも関わらず、非常にスーツ好きで、しかも30's、ご来店頂いた日も気温30℃超えなのに、ビシッとスリーピースできちんとタイドアップしてお見えになられました。
もうこれまで何度かご注文頂いているのですが、回を重ねる毎に要求レベルが上がるので、いつも戦々恐々(笑)とした中ご来店をお待ちしております。
ただ30's Styleはその昔、BOSSがまだ東京ShopMasterであった頃、ビシバシに鍛えられたお陰で今や得意中の得意分野なんですよ。
この時代、生地を織る機械(織機)は現代のそれと比べるともちろんスピードも遅く、原毛も今の主流である細番手に紡ぐことも不可能であった為、非常に肉厚で、肌触りも硬い物しか存在しませんでした。 忠実に30's Styleを再現するにはこの時代の風合いに近い生地を使用する必要がありますので、本当はYOSHIMURAが誇る"ヴィンテージコレクション"をお薦めしたいところなんですが、あいにくご予算の関係で当社オリジナルの国産生地をお選びになられました。
ここからはMさんとのやりとりを会話調で今回のご注文内容をご紹介したいと思います。
※後日、工場へ可否を問い合わせたところ、型紙作成の必要があるとのことで、Mさんにその旨お伝えしたところ、今回こちらはパスすることになりました。
以上、こんなやりとりで今回のオーダーが確定致しました。
因みに今回のご注文内容を反映させた仕様書がコチラです。 漏れがあってはいけませんからね、通常の3倍位の時間を掛けて作成しました笑
30's Style内の画像をご紹介出来れば良いのですが、勝手に拝借することは出来ませんから、まずは出来上がりを楽しみにお待ち頂き、次回のお客さまありがとうでは完成画像を交えながらMさんコダワリのポイントをご紹介したいと思います。
それでは次回お会いしましょう。