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いじわるな時代 |
ここのところ相変わらず色んな所で不祥事続きです。 ついこの1週間を見ても、現役閣僚3名の国民年金未納問題、三菱自動車のクレーム隠しの発覚等々。 ホント、連日のことで報道を見聞きする側としてもあまりに毎度で特段ニュース価値を感じなくなるぐらいです。 そんな中ですが、最近ちょっと「?」と思うことがありました。 それがタイトルに書いた『いじわるな時代』 皆さん、色んなニュースに対して、物事を意地悪に捉えていませんか? 例えば、 イラクで拉致された人に何で血税をこんなに使うんだ〜!(自己責任だろう!) とか、 ダイムラーが支援をうち切った三菱自工は潰れてしまえ〜? とか、 年金を払わない大臣は罷免しろ〜! とか...こういった感じです。 昔からこういったことは過激な週刊誌や極論好きなスポーツ紙なんかでは良く書かれていましたがそれにしても昨今のマスコミの論評は(国民感情を含め)ちょっと感情的、ヒステリックになり過ぎているような気がします。 誰も捕まりたくてイラクに行ったわけではないでしょうし、国民年金未納の大臣は国民年金は全ての年金の基礎になるのだから楽しみにしている議員年金も含めて支給しなければ良いのではないでしょうか。 確かに国民が意見を持つのは大切ですが、それだけ感情的になってごく一部の人を村八分にしても私は不毛な気がします。 そんな事をして人の悪口を言う位なら『人の振りみて我が振りを直す』方がよっぽど自分の為になるし、政治的なことなら投票行動を通じてNOを主張すべきではないかな?と思いました。 皆さんはどうお考えですか?不景気が長く続いたせいか時代がちょっと意地悪になっている気がしませんか? ※:本稿はそれぞれの日に日記を書いていますが、その後読み直してみると三菱自工については考え方を改めました。(H16.05.25付記) |
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35才を境目とするフォッサマグナ |
この日私は某社員に怒っていました。 何故怒っていたか?...それは今回立ち上げた生地サイトについて某中年社員があまりにも不勉強だったから。 サイトの意図・目的・販売方法etc...ある社員に聞いたところ関係者であるにも関わらずまともな答えが返ってこなかったからです。 彼は「きっと会社が教えてくれるもの」と考えていたに違いありません。 部下を持つ方ならこんな不勉強・不謹慎な社員は「良くあること」と思われるかもしれませんが、私はこういったことを『35才フォッサマグナ』と言っています。(自分で勝手にネーミングしたのですが...) この35才というのは実は自分の年齢でもあるのですが、ちょうど自分の年齢位を境目に仕事に対する考え方に違いがあると思います。 つまり、私の世代(35才)まではある種バブルも経験しオイシイ思いをした世代。 仕事についてもパソコンではなくオーダーメイドのオフコン世代ですので業務知識について教えて貰って当たり前。ともすると、教え方が悪いと言う世代。 (そういえば私も銀行員時代マルチプランという表計算ソフトを先輩に教えて貰いました。。。) 一方で、私より若い世代はコンピュータもウインドーズパソコンが中心。 卒論はワープロ書きが当たり前、EXCEL・Word・E-mailが出来なければ周りに笑われてしまう世代。 時代も不景気な中で就職活動をしているため↑は志望する会社へエントリーする最低限のスキルという意識です。 |
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この違いが意外と今の実社会に大きな影を落としていませんか? | ||
よく私より上の世代の方は『若い奴らは・・・(ダメだ!)』というニュアンスのことを言いますが、私はあまりそうは思っていません。 むしろ、新しいことを貪欲に吸収しているのは彼らの方で(自分を含め)肉体的にも経年劣化してレベルが下がっているのは中年世代ではないでしょうか? 自分がちょうどこのフォッサマグナの上に立っているだけにいつもこのことは意識して若い世代の方に近づこうと努力しています。 私より上の世代の皆さん! 若い人たちに負けず切磋琢磨しましょう!(もちろん自分も含めてです) ・・・私の場合はまずは携帯メールから...(実はビデオ予約も出来ない私...情けな×××) |
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久し振りのロングドライブ |
本稿のアップと同時にお客さまありがとう!もアップしますがこの日は先月の『お客さまいらっしゃ〜い』で訪問した高山までスーツの仕上がりをお届けに行くことになりました。 詳細はこちらをご覧頂くとして、この日の私のスケジュールは次の通り
女性が助手席に乗っているから楽しいドライブと見るか、運転できない人の代わりのドライバーと見るか難しいところです。 現地で白崎氏と合流し、無事納品完了。 さすがに日帰りは出来ないので1泊して翌日帰路に就くことにしました。 帰りはお気軽で乗鞍の近くにある秘湯白骨温泉を散策してから帰路につきました。 いや〜っ、温泉って良いですね。ここのところ肩こりが酷かったのですが一発で取れました。 ...が、その後の高速道路運転でまた肩が凝ってしまった××× |
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サイトのリストラ? |
当社のサイトは、原稿は自社作成、全体のデザイン・Webへのアップは外注で運営していますが、この日はそのWeb入力を依頼している業者さんとの打ち合わせを行っていました。 いつもは原稿を添付ファイルで送ってメールでやりとりするだけなのですが、年に数度は将来を見据えて打ち合わせをしています。 今回その打ち合わせの中で指摘されたのが、 『レンタルサーバー内での運営が限界に来ている。』 >>>当社は専用サーバーではなく、大手レンタルサーバー(上場企業)を利用していますがその中でも上位数%入る位のダウンロード容量で、もはやそこでは管理しきれないとのこと。 昨冬ワード検索をなくし、掲示板を廃止した遠因でもあります。 そこで専用サーバーを組むことにしました。(は〜っ、金が掛かる・・・) 『トップ画面が分かりにくくなってきた。』 >>>読者に本来読んでいただくべきは「スーツオーダー」や「スーツ選び」であるにも関わらずこの辺りの情報が陳腐化していたり、項目が多くなり過ぎていて初心者に分かりにくくなっている。 『モニターサイズの変化』 >>>サイトを作った当初は15インチモニターが主流でしたのでそのサイズで全体を作っていますがもうそろそろ17インチサイズにすべき。 etc、etc...考えれば考えるだけ色んな悩みや問題点が浮き上がりました。 今後タイミングを見ながら上述の問題点は解決したいと思っていますので(多分半年がかりの仕事になりますが)どうか見守っていてください。 ちなみに、作業工程としては容量の軽い順にエトスクラブ→レディース→メンズの順に順次移行しその過程で再構築の作業をしたいと思っています。 リストラっていうと響きが悪いですが、本来は「再構築」の意味ですから、これぞまさしくサイト全体のリストラクチャリングです。 あぁ〜、いつまでたっても楽できない×××... |
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景気回復の影響 |
ここのところ株価しかり景気回復が言われますが皆さんの業界ではいかがですか? オーダーの業界ではあまり感じませんが、それはさておき、この景気回復の影響からかちょっと困ったことが起こっています。 それは >>> 夏物素材の色柄変化 一般にファッションの業界では不景気の時にはダークな色合いが、景気の良いときには明るめの色が良いといわれますが、ここ5年以上メンズのスーツ業界では紺でもグレーでも「黒に近い物から売れる」のがトレンドでした。 このため3・4月に発売されたファッション誌各誌やセレクトショップの店頭等どこを見ても暗めの色が多かったのですが、ここに来てそれに変化が見え始めています。 それは↑で書いたように明るい色が売れ始めたのです。 当店でこれを初めて実感したのは、画像のスーツの売れ行きを見たとき。 正直この生地は淡いライトグレーですから、飲食をしたりトイレに行く時に気を遣ったりと決して使い勝手の良い色ではありません。 が、これが凄い勢いで品切れてしまい予想外でした。 当店では臨機応変に対応していますので適宜ライト系の色を追加仕入していますが、それにしても驚かされるのはトレンドの変化です。 ファッションのトレンドというのはかなり雑誌等のメディアに作られてしまっていますが、それを覆すのが消費者心理なんですね。 景気回復おそるべしです。 |
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夜明け前の暗さ |
生地サイト立ち上げから1週間が経過しました。 お陰様でアクセス数の方も順調に伸びていて正に順風万端。 ・・・と外からは見えると思いますが、実はそんなことはなく困ったことが起きてしまいました。 それは新しい業務から来る戸惑いやコミュニケーション不足から来る不安心理の増大で、女子社員が総崩れしてしまったこと。 普段は気丈な某中堅社員まで泣き出して、中には退職したいと漏らす女子社員も現れる始末。 折角道が開けたというのに・・・あ゙ぁ〜前途多難な船出です。 そしてまた当社は従業員に対し非情な会社なのでしょう。 ...こういわれても仕方のない状況ですが、でも私は新しい業務をする以上はこんなことは『良くあること』だと思っています。 それだけサイトを1つ立ち上げるというのは体力も労力もいるのです。 実店舗を1つ立ち上げるのも場所選びからレイアウト、商品構成、人員管理等々何から何まで大変なことですが、Webの世界でサイトを作るというのも同様に大変なのです。 これまで皆さんに口外したことはないと思いますが、実は当社の各サイト(レディース・エトス)ともサイト立ち上げ当初はとてもぎくしゃくしていて、今でこそ時効だから言えますがレディースサイトの立ち上げ直後、あの藤本嬢からでさえ辞表が出た位なんですから。。。 (その頃のことを思えば藤本さんもよくぞここまで踏ん張って頑張ったものですね。) ということで、動揺を隠せないでいた担当部署でしたが私は極めて冷静に次のように言いました。 『 今が夜明け前の暗さだよ 』 そうです、今が一番暗い時間帯なのです。 疲れはピークに来ているにも関わらずお客様が少ない、だから達成感も少ない。 こんな一時がお店を運営する側には精神的に一番堪えるんですよね。 でも、大丈夫、お客さまが求めることを真面目にやっていれば。。。 『 当たり前のことを当たり前にする 』それが大切なのです。 ...と皆を前にいやに楽観的な私でした。 |
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八丈島へ行って来ました! |
3月末死にそうな思いをしていた私はこの週末は臨時営業中にもかかわらず同僚にお願いしてお休みを頂きました。 そこで行って来たのが『 八丈島 』 東京の人にとっても近くて遠い島です。昔は流人の島、今はあまり注目されていませんが観光の島です。 でも意外と近くて羽田から空路たったの45分。気軽に行けるところですね。 そこで、私は何をしたかというと。。。いつもの通りで恐縮ですが、毎度の釣り! 本当は釣りが好きと言うより、海に出てぼ〜っとすることが好きなんです。 今回は奮発して船をチャーターして子供と2人で釣りを楽しみました。 (船をチャーターというと聞こえは良いですが平日は漁船、休日だけレジャー釣り船といった寂しい物。座席は板張りです×××。) どれ位釣れたかって...画像の通り大漁(大量)でした。。。 数は多くないのですが何分にも亜熱帯ですから魚が大きくて・・・ 1泊2日でしたので日曜日夕方には東京へ戻りお店によって当日の出勤者(主として家族持ち)にお裾分け。 それでも大量に残ったので、出入りの業者さん、社員の昼食時のおかずとして数日掛けてお魚は各人の胃袋へ行きました。 我が家では魚を食べ終わらないと次の釣りが許可されませんので、ここ数日必死に食べております。 |
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本当の贅沢 |
この日は内容の濃かった大阪出張が終わり東京に戻る日でした。 午前中はバシバシ仕事をして、午後新幹線では後は寝るだけでした。(前日は23時頃まで会社で仕事×××) そしてこの週は↓の日記でも書きましたが非常に自分としては実りある1週間でしたので、ついつい自分へのご褒美と言うことで、会社の経費ではルール上落とせない「のぞみグリーン席」に乗りました。(つまり差額は自腹) 2列シートのゆったりとした席、足置き場、肘掛け、日頃通路は通ってもなかなか着席はしない(できない)席で座り心地も快適です。 加えて窓際(富士山が見える側)でホント気持ちよくくつろげました。 たまにはこんな贅沢も良いでしょう。。。自分へのご褒美です。 ... と、気分良くくつろいでいたところにある親子(子供は幼稚園児位)が車掌さんと共にやってきました。 どうやらこの親子 自由席からあぶれて仕方なくグリーンに来た様子。 そこで空いている席(私の隣)を探していたのですがグリーンというのはそもそも窓際席優先ですから、乗車後の指定だと横2席はなかなか取れません。 つまりこの親子は通路を挟んで横に並ばねばならず、それを知った子供の顔は半泣きでした。 でもまぁ、席が出来ただけ良かったですね。 最初私は一連のやりとりを寝ぼけ眼で見ていて、悪い言い方をするとそのまま無視して再度寝ようとしていたのですが、どうにも子供の半べそ顔が脳裏に焼き付いて眠れません。 『・・・良かったらこちらどうぞ。。。今日は天気も悪く富士山も見えませんから...』 久し振りの富士山が見える窓際席を取ったというのにとうとう譲ってしまいました。 あ〜ぁ、折角取ったグリーンなのに哀れ通路側の席に代わり、隣の席は空席からビール臭漂うオヤジになってしまいました。 でも、こんな気持ちになれることこそが本当の贅沢かも知れません。 |