|
|
ビリーさん、良いこと言うね。 |
やり始めたビリーズブートキャンプ。ようやく4日目が終わりました。 何でも聞けばこのビリー、脱落者は初日が一番多いようで、我ながらよく4日終えたなと思っています。 ちなみに我が家では家内と息子が2日目に除隊。 私と下の娘だけがまだキャンプ中です。 さて、こんなブートキャンプですが、昨日辛さに耐えながら頑張っているとビリーさんが良い事を言っていました。(向こうの普通のことわざですけどね。) 『 NO pain , NO gain 』(痛みなくして得る物なし) でも、このことって、何にでも言えます。 この日は、日中大阪店の部下にスカイプで長々と指導をしていたのですが、 『どうして自分から能動的に仕事を覚えようとしないの?』『何でそんなに受け身なの?』というようなことを言っていたその時、このビリーさんの言葉が思い浮かびました。 「『ノーペイン、ノーゲイン』仕事は痛みなくしては得られないし、 それも自分から能動的にやらなくちゃ、プロにはなれないよ」 ビリーズブートキャンプ、奥が深いです。 グッジョブ!!(←これが分かる人はやったことのある人だけ) |
|
ミートホープの社長さん |
最近とかく話題に出ている北海道のミートホープ。 最新情報では会社は休業し、従業員は全員解雇になるそうで、従業員の方にはお気の毒と言うより他にありません。 さて、このミートホープですが、社長が凄い暴言を吐いていましたね。 自社(自分)が表示を偽り、牛100%の商品に豚の心臓やら鴨のササミを入れて最後に血で色づけして出荷したことに対し
私は勿論この社長を擁護する気はさらさらありませんが、時々消費者行動について思うことがあります。 それは・・・ 「物には原価があるということを本当に分かっているのかな?」ということ。 食品に限らずですが、物には原材料や流通経費、人件費に、家賃地代色んな経費が掛かって価格という物は形成されます。 確かに、ミクロ的に見たりスポットで見れば採算度外視の大出血サービスというのはあるでしょうけど、それは長期には続きません。企業が存続し得ないからです。 そのことを皆さんどれだけ真面目に受け止めています? 今回のようなことが起きると普通の反応として 「その会社はけしからん」 「所轄の役所は何をやっているんだ」 ...という他人を責める議論がわき起こりますが、賢い人はそんな“安かろう悪かろう”は決して買わないでしょうし、役所批判をして、規制が厳しくなれば、それはそれで天下り団体や不必要なコストを産み、更なるコスト高になる訳で、一番大切なことは自己防衛という事を忘れていると思います。 ミートホープの社長はけしからん、と私も思いますが本当は消費者自身もこれを教訓に反省すべきなのではないでしょうか? 気付いている方もいらっしゃるかと思いますが、今回コロッケを販売した会社にコー○(△協)がありますが、この会社はいつもこういったケースで引っかかります。 宅配なので私も昔、便利で利用していたことがありましたが、会社全体の価格指向が強すぎる弊害がここに現れているのだと思います。 消費者に良い物を安くという精神は大切ですが、企業は消費者と共に適切に利益を上げ成長しなければなりません。 いたずらに安い商品というのは訳があるのです。 皆さんも 『安物買いの銭失い』をしないように努めてくださいね。 この先このような話題は中国産の食品などわんさか出て来るのではないでしょうか。 その時、危険物質が体内に蓄積していた...なんてなったら損するのは自分自身ですから。 |
|
ただ今ビリーにくびったけ♪ |
最近、ビリーさんご本人が来日されたせいか、凄い人気になっているビリーズブートキャンプ。 私もやり始めましたよ! 何だ、ミーハー(←死語?)な! ...という意見もあろうかと思いますが、実は私は半年前から虎視眈々とこのビリーを狙っていました。 どう狙うのか?というと、 誰か身近でビリーをやって飽きた人はいないか?探し回っていたのです! (↑社長のクセに意外とセコイ?) 何とでも言って下さい! とにかく購入者を、そして脱落者を待っていたのです! ようやくここ数ヶ月で2〜3名ほどこのビリー保有者の情報を得て、「飽きたら貸して!飽きたら貸して!」とおねだりして、ようやくつい先日手に入れました!(ちなみに当社女子社員Mさんよりお借りしました) じゃ〜ん、これです! そしてこの日から始めたのですが・・・ 1週間のブートキャンプ中、本来は後半やるべき腹筋プログラムなるものを初日に行ってしまい、、、 翌日腹筋が筋肉痛に... さて、私の場合長く続くのでしょうか? そしてまたウエストサイズに果たして変化は? 〜お客様各位〜 日記帳に書きましたが、接客時にこの話題で質問しないでください。 サイズが減っていなければ悲しいですので... |
|
オリジナルパターンの検討 |
北君のお客様いらっしゃ〜いで最近ご紹介しましたが我が三久服装(フルオーダー工場)には吉井工場長と同レベルの職人さんとして、高橋氏という方がいらっしゃいます。 英國屋の工場でン10年修業を積み、最後は生産管理までされていた方で、吉井氏同様 この道40年以上の大ベテランなのですが、吉井氏と違う所は吉井氏が生産現場に近い仕事が得意なのに対して、高橋氏はパターン作りが得意という点。 そして、氏はこれまでの自身のキャリアの集大成として自身が主導してのパターン作りをやりたいという野望を持っておりました。 (英國屋の工場時代、この仕事でやり残した感があったのだそうです。) 一方で、当社はというと、これまでイージーオーダーでの枠組みでは手直しやアレンジはあっても完全なオリジナルパターンというのは作れませんでした。 (イージーオーダーというのは工場のパターンをベースとするからこそイージーですので、オリジナルを作ることは不可能です。) そして、両者のニーズがこの度ピッタリ合致。 そこで、当社完全オリジナルの新パターンを検討することになりました。 しかし、この新パターン、 一言で新パターンといってもそう簡単にはいきません。 全ての大元になるマスターパターンでもありますのでいたずらに流行を追うことは出来ませんし、ある種当社顧客層にあった最大公約数的な側面もあります。 そこでまずは私のサイズ(A6体)で試作し色々意見を出すことに。 スタッフからは、 「機能性重視で、前肩への対応を改善するため、どうのこうの・・・」とか 「仮縫いでウエスト絞りを出しやすいよう、○○の部分を出して・・・」とか 「ゴージラインは標準(A)位で良いが、衿の乗りが良くなるように○○はこうして」 ...などなど色んな意見が出てきました。 一朝一夕で出来る物ではありませんが、こういった事へも今後注力していきたいと思います。 画像は、仮縫い状態の新パターン<案>を私が着用した様子。 型紙付きです! |
|
某アパレルさんからの依頼 |
この日は某アパレルさんからご相談を受けておりました。 どんな内容かというと、、、既存のラインナップの上に上級ラインとしてハンドメイドラインを作りたいとのこと。 つまりは三久服装を使った製品作りをしたいのだそうです。 フルオーダーの工場というと皆さんフルオーダーしか縫っていないようにお思いかも知れませんが、意外とどこの工場でも閑散期などはプレタの上級ラインなどを縫う事って結構あります。 現に三久でも10年位前にはチェスターバリーなどを縫っていましたし、こういったご注文が入ることは工場の稼働が低くなる閑散期は特にありがたいお客様です。 そこで色々と打ち合わせをして、何とか来月ぐらいに試作品を作ることに。 でも、こういったお話って、最近は全部HPがきっかけなんですよね、、、 ホームページというのは雄弁で、小さな会社を広く世に知らしめるためには大切なツールです。 つくづくHPの有難味を感じると共に、もっともっと活用しなくちゃと思う私でした。 |
|
神田須田町ミニバブル |
最近ご来店された方はご存じの方もいらっしゃると思いますが、当社の周辺はただ今ミニバブル、というか開発ラッシュです。 理由は何故だか分かりませんが(多分偶然だと思いますが)何と当社の半径20m以内で3件も新築工事中です。 しかも全てそこそこの広さで。 そして、今各現場で行っているのが既存建物の撤去解体工事。 一番近い物件は、当社の細い路地を挟んだ隣地で、連日ブルドーザーや巨大なドリルの付いた工作機械でガーガーやっています。 皆さん、歯医者で歯を削るとき、チュイーン、ガガガッ、と凄い振動がありますよね。 あれが一日中続いているんです。 当社自身も古いビルですからその振動はかなり激しく、一日中歯医者で歯を削られているそんな状態です。 あぁ、、、早く工事が終わればいいのに・・・ 古いビルが新しくなることは街にとって良いのかも知れませんが、神田の街に根ざして50年超。 近所の会社がなくなりビルが新築され新たな所有者が現れることは、付き合いの長かった以前の会社がなくなる事を意味するだけに複雑な心境です。 ウチもとうとうこの界隈ではビルの築年数も含めて有数の古株になってしまったな。 |
|
本日のご来店 |
今日はいつもと違ったお客様?が多く来られました。 一人は、、、中部地方の某生地屋のン代目。 ・・・先日、生地屋のオーナー会でご一緒した社長さんが、若いご子息(実際には甥御さん)と私を引き合わせたいのだということで、ご来店。 聞けば、、、今を去ること10数年前、私が当社へ入社した時に抱いた悩みと同じ物を持っているようで、他人事に思えず色々とご相談に乗りました。 私達の業界は生地屋も、仕立屋も体質が古く、お客様がいることにあぐらをかいて新規のお客様を獲得しようとしなかったため、団塊世代のリタイアと共に顧客が激減してしまう構造的な問題を抱えています。 当社もNetでの販売をするまでは同様の状況でしたが、お陰様で当社はそれを何とかクリアしてきましたので、そんなことをお話しいたしました。 続いて2人目は。。。 こちらは名前を出しても良いかな? Netで販売している吉田スーツさん。 HPは独特の雰囲気があり、私には作れない世界です。 こちらも色んな事を話しました。 お店の独立のこと、業界のこと、レディースのこと。 当店のことで興味を持っていただいたのは三久服装(フルオーダー縫製工場)でした。 やはり日頃からオーダーに携わっていると生産拠点や技術的背景を持つのは安心できるのでしょうね。 最近ハンドメイドが注目されている中で、縫製技術を勉強する学校を作ってみては?何て話が出てきて思わず2人で盛り上がってしまいました。 2名のお客様に言えることですが、普段はコンペティターですが色んな意味で前向きに業界を活性化しようとする心構えに、自身も奮い立つ思いがした1日でした。 が!しか〜し! 自分の仕事が大幅に遅れてしまった1日でもありました。 オイオイ、更新は金曜日だぞ?!間にあうんか? |
|
大阪店のお客様 |
今日も大阪です。 私は月に1度1週間大阪店へ出向いておりますが、これまで大阪出張時にはあまり積極的には接客をしておりませんでした。 何故かというとそれには訳がありまして、大阪のスタッフも居ますし、何よりご注文を自身が受けてもフィッティングの時に不在では無責任だと思っていたからです。 ですが・・・ 今月はちょっと違っていました。 それは7/20・21に大阪店のフルオーダー受注会で、自身が仮縫い時に接客することになっていたからです。 仮縫いでは大抵のことがその場で修正が可能ですが、それでもお客様の好みや考えなどは事前に理解できているのといないのとでは大きく違います。 お客様を知るチャンスは限られていますので、1週間という短い期間とは言え積極的に接客しないと求める物が見えなくなってしまうのです。 ・・・ということでこの週は一所懸命大阪店でも接客をしていた吉村でした。 7/20・21の両日はフルオーダーをご注文された方も、されずにその様子をご覧になる方も折角の機会ですので存分に楽しんでいただきたいと思います。 シャイな私ですので、自分から皆さんにお声掛け出来ないかも知れませんがどうぞ宜しくお願いします。 |
|
女だらけはチト辛い。。。 |
この週は大阪店への出張でした。 大阪への出張は毎月1週間必ず行っていますが、この期間、私はつかの間の独身貴族。 ...と言うことではありませんが、普段なかなか顔を合わすことが出来ない大阪店のスタッフと出張中よく食事やお酒を飲みに出掛けます。 普段は遅くまで残っている男性社員と飲みに行くことが多いのですが、最近女子社員が数名入社したこともあり、また若手と飲むことが少ないかな、と思い今回は女子社員と一緒に飲むことに。 で、どんなメンバーだったかというと、22歳を筆頭に、もうちょっと大人の女性まで(年齢を書くと怒られる!)総勢5名の女性に私が一人。 読者の皆さんは、私のプロフィールから慶應ボーイだとか、さも女性の扱いが上手そうに思われるかも知れませんが、実は私は中高男子校育ち、大学も学部や第2外国語の影響で女子はクラスに女性は殆どいない中で育ちましたから実は女性が苦手です。 特に1回りも下の娘の会話にはなかなか入っていけないのです。 あぁ、(自分って)おぢさん、、、と感じつつ、頑張って若者の会話に参加したこの日の晩でした。 しかし、一番盛り上がった話題がビリーズブートキャンプとは... 気分一新、明日からまた頑張ります! |
|
昔の取引先が・・・ |
週末のこの日、私にとっては特別なお客様が来店される日でした。 ご注文の内容はたまたま閑散期(2)を利用したフルオーダーでしたが、私にはご注文内容よりもその方が大切でした。 何が特別か?...というと、 実はその方(Iさん)は10年ほど前当社が飲食店を営業していた時(当時私はその飲食店の店長)にお店の設計をお願いしていた業者さんだったんです。 店舗設計や建築というと店ができると最初の内は営繕関係でお付き合いが残っても次第次第に日常業務に追われ疎遠になっていくものです。 加えて、その店舗を当社が手放してから10年程経っていますから、もはや全くご縁が無くなっておりました。 そんな方が、たまたまNetでスーツを探していたら当社(吉村)を見付けたと言って声を掛けてくださったんです。 嬉しいじゃないですか...(下記のメールはその時のメールです) お互い当時とは違った仕事をしていながらも何かのご縁で戻ってくる。 こういった人間関係大切にしたいですね。 |
|||
|
|
フルオーダー閑散期受注 順調です。 |
前日の6/5にHPを更新し、そこでフルオーダー閑散期料金のご案内をしたところ、一晩で6〜7名のご予約を頂きました。 更新されたWebをご覧いただいた皆さん、有り難うございました。 私は、サービス企画でもサンプル帳完成案内でもこういった何かの企画をする時は必ずスタッフに『翌朝までにどれだけの方が反応があるか?』予想を立てるようにしています。 もちろんあくまで予想ですから当たることもあれば外れることもあるのですが、 日頃からお客様の行動を想像し、その感覚を鋭くすることは客商売をする上ではとても重要なことです。 だからこそ、日頃からお客様の反応を推測するクセを付けたいのです。 そうすることで、接客の時も絶えず「この方はどんな事に興味があるかな?」「仕事柄こんな提案してはどうかな?」と色々頭を働かせることが出来ようになると思うのです。 営業職の方にとっては当たり前のことですよね。 当社では「当たり前のことを当たり前にする」それを励行したいと思っています。 で、ちなみに、私の予想はどうだったかというと6/6朝までにご予約5件を予想していましたので、結果は私の予想を超えたものでした。 こういった事で予想が外れることは嬉しいものですね! (*^_^*) |
|
誰も言わないこと・・・ |
前日に引き続き年金関連のことを少し・・・ 今回の消えた年金5000万件、全く別の視点から未然に防ぐことが出来たこと、知ってます? 多分、近い内に財務省の官僚が虎視眈々とタイミングを見計らっていると思いますが、『納税者番号制』(or米国的社会保障番号)が敷かれていればこのようなことは未然に防げたはずです。 こういった制度によって国民一人一人に固有の番号が付けられれば、名前の読み方などで別々になったりはするはずがありません。 でも、この納税者番号制、反対したのは・・・皆さんですよ。 何故、納税者番号制の法案が通らなかったか覚えていますか? それは・・・国に自分達の所得を把握されたくなかったからです。(特に私のような自営業者の反対が大きかったのでしょう。) 個人情報の観点から住民基本台帳ネットワークに反対している人達! アナタに「消えた年金」を批判することは出来ないんですよ。 そんなこんなで、実は『消えた年金問題』は、私達一般の人にも重い責任があるんじゃないかと思います。 国だからミスがない?、、、ンな、訳ないでしょ、同じ人間なんだから。 |
|
平成の村八分 |
ここ数日、消えた年金問題の責任追及が凄いですね。 消えた年金も5000万人分ですから日本の人口1億2千万人、その内若年者を除けば1億人ぐらいでしょうから、ほぼ半分の人の年金に何かしら傷が付いている訳ですからこれも凄い。 (実際には転職等々に起因するのが多いでしょうからのべ5000万人だと思います。) 以前日記帳にも書きましたが私は以前金融機関で企業年金(厚生年金基金)などの仕事をしていましたから社会保険庁の発想というのが良く分かるのですが、正直コメントを避けたくなる程どろどろした物を持っています。 ですから、個人的には自分の年金など当てにしておりませんが、でも普通はそうはいきませんよね。 毎月結構な額を納めている訳ですから。 だからこそ、国民の怒りは凄まじく下手をすれば政権維持すら危ぶまれるほどですが、この日のスポーツ新聞の1面で10年以上前の社会保険庁長官がその後天下りを転々し、退職金を何億円貰い、田園調布に住んでいる、何て事を書いていました。 でも、この報道にはとても違和感を持ちました。 スポーツ新聞でゴシップだから勿論割り引いて考えますが、こうやって過去の人を村八分にして吊し上げ、70歳以上の老人を生け贄にして良いのでしょうか? 日本は法治国家です。 その根幹の民法では時効を規定しているわけですから、どんな悪人でもある一定の期間が経てばその罪は消滅します。 また逆にどんな権利があっても権利の上で安穏としている者にはその権利もまた消滅するのです。 年金問題は、国民感情としては良く分かりますが、5000万人の人についても自身で管理しなかった責任は問わず(特別措置で時効を中断するそうですから)、一方でその責任者は時効に関係なく“吊し上げをする”のでは、あまりにも法治国家として恥ずかしい結果ではないでしょうか? 年金問題はこれまで社会保険庁がお役所として相談者を門前払いしていた所もあります。 また、内部に傲慢な人が多かったのも周知の事実です。(私の仕事でも天下りや接待の強要されたことがあります) だから、大いに反省し、民営化を含めて原点に立ち返らなくてはいけないのは事実ですが、だからといって国民一人一人もそれまで黙って騙されていた事については反省すべきです。 ましてや、訳の分からないスポーツ新聞の煽動(元の社会保険庁長官の吊し上げ)に乗ってはいけません。 最近のメディアは、不祥事の度に大衆を煽り、あたかも自身が裁判官のように振る舞っている事が多く非常に危険だと思います。 (みのもんたも自分の極端な1つだけの見解だけでなく、他の見解も含めてアナウンスすべきと思います。) |
|
ささやかな心配り |
この日家内からお店用にということで画像のようなおもちゃを貰いました。 ご存じの方も多いと思いますがこのおもちゃ、下が磁石になっていて積み上げていくそんな玩具です。 何でこんな物がお店に?...とお思いかと思いますが、それは最近レディースのお客様が増えてきていましてお子さん連れの方が多くなり、子供にとって仕立屋はあまり面白い物がないだろう!ということでご用意しているのです。 (でもこの玩具、酔っぱらってやると大人でもなかなか面白いんですよ。) それはさておき当店では、この磁石の玩具実はこれが3代目です。 初代、2代目は遊んでいる内に小さなパーツが一つまた一つとなくなってしまい、最後には遊べる状態ではなくなってしまいました。 そこで気を利かせてくれた家内が1つ買ってきてくれたのですが、こういった内助の功本当に有り難いです。 とはいえ、ホントはこういったことは売り場から直接声が挙がってきて欲しいのになぁ〜とも思うこの日の私でした。 お店からお客様へ、そして妻から夫へささやかな心配り。 大切にしたいものです。 |
|
丁稚君の慰労 |
この日は久しぶりに三久服装の社長になりました。(とは言っても飲み会のスポンサーとしてですが。) ...というのも、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この4月から三久服装ではン年振りに職人候補として遠藤君という若者を置いております。 何故「置いて」という表現を使うのか?と言えば、それは「雇って」ではないから。 つまり、ほぼ無給状態なのですが、工場としては吉井工場長を筆頭に職人達で一所懸命 遠藤君に技術を伝えているのです。 正式に雇用する形が勿論望ましいのですが、何分にも工場は財政的に厳しいですし、何より即戦力にならない、また教えるのも手間暇コストが掛かるということで、最初は昔で言う丁稚扱いで、ほぼ無給 「これで良いなら来て良いよ」といったところ本人が『お願いします!』と言うことになりました。 とはいえ、無給でこき使うのは忍びないし、またそれを慰労してあげる必要もあるでしょう。 そこで吉井工場長、高橋さん(←初登場 元英國屋工場の工場長)、遠藤君と私の4人で飲み会をしたのです。(ふ〜っ、前置きが長くスミマセン。。。) 飲んだときの話はさておき、飲み会の冒頭から工場長が。。。 『社長、酔っぱらう前にこれを見てください。これが遠藤君のこの2月の成果です! 濃紺の方が工場に来た初めの頃、薄い色の方が直近の彼の作品です! かなり良くなったでしょう!!』 俺、ビール飲みたいのに。。。というホンネを隠し、うむうむ、むむむっ、それっぽく物を見て、 「確かに良くなっているね、この調子で頑張りなさい」などと偉そうなことを言ってしまいました。 画像をご覧になっていかがですか? これは前身頃の部分ですが、画像ですので良く分からないと思いますが、確かにグレイの方が良い仕上がりです。 当社(のグループ)にはこんな熱い志を持った奴もいます。 いつか、彼の名前でスーツを販売してあげる事も私の仕事かも知れません。 追伸:吉井工場長曰く、グレイの方は100店満点(70点合格)として75点だそうです! |
|
メゾンカイザーの木村氏 |
日曜日の晩、テレビ東京『ソロモン流』を見ていると。。。 東京白金にある有名なパン屋 メゾンカイザーの木村社長の修業時代から今に至るまでの道のりについて放送していました。 この木村周一郎氏、、、5年ほど前にこの日記帳で書いたような気がしますが、私とは竹馬の友。 中学時代の同級生でした。 TVでも出ていたので公表しても良いと思いますが、彼は今メゾンカイザーというフランスのパンを日本に持ち込んだパイオニアーとして有名になりましたが、実は実家はあの木村屋パンで、中学時代は私としょっちゅう喧嘩していました。後にも先にも彼ほど自分と喧嘩した相手はいません!! しかも、喧嘩の始まりはたいてい私が『パ〜ン屋』という一言がきっかけ。 私からするとあれだけパン屋と言われるのを嫌がっていた彼が今パン屋とは。。。(しかも親の会社を継いだ訳でなく) やはり蛙の子は蛙ですね。 それはさておき、TVでは大学時代のクラスメートも登場していましたが彼もまた私の同級生。 う〜ん、俺も呼んでくれよ!とはさすがに思いませんでしたが思わぬ所で同級生のことをTVで見るというのは何とも不思議な気分でした。 私も単なる3代目と思われないよう周一郎のように頑張らなくてはいけないな!と思いを新たにしたこの日の私でした。 PS:TVを一家で見ていた所、「将来パン屋さんになりたい!」と日頃から言っている娘がメゾンカイザーの親子パン教室に参加したい!と可愛いことを言っておりました。 今度、木村君に裏口で申し込んでみます?! |
|
披露宴にて |
今日は仕事のある土曜日でしたが、とあるお客様(Tさん)のご子息の披露宴に家内と参列いたしました。 そのお客様は以前Webにもご登場頂いた事のある方で、ご両親も、ご子息もとても親しくおつき合いしているのですが、実はビックリすることが披露宴でありました。 それは、、、披露宴会場に着き、入り口から会場へ入ろうとすると、、、 『ひょっとして吉村さんじゃありませんか?』と、私に声を掛ける人が一人。 「えっ?」振り返ってその方を見ると、少なくともTさんとの共通の知人ではなさそうな方でした。 そして、よ〜くその人のスーツを見てみると「どう見てもウチのスーツ!!」 「ひゃ〜!失礼しました。で、どちら様?」 なんとその方(Sさん)新郎のT君の大学のクラスメイトだったそうで、いやいや世の中狭いものですね。 そして、色々話をしてみると...Sさんは何でも 昔当社でバイトをしていたS君の友人であるY君から紹介され、当社で注文し、 それを新郎T君へ「良い店あるよ!」と紹介したところ、『いやっ、俺も自分の店あるよ!』となり、それぞれ自分の店を互いに言ったところ、両方とも当社だったという。 随分回りくどい言い回しになりましたが、何とも不思議というか、世の中狭いというか? 不思議な巡り合わせとなりました。 いやいや、私もあまり外で悪いこと出来ないようになりました。 Sさん、こんどT君がハネムーンから戻って落ち着いたら3人で飲みに行きましょうね! |
|
有馬温泉 中の坊瑞苑 |
この日は取引先工場のセミナー?に参加するため関西で有名な有馬温泉に一泊してきました。 泊まった所は有馬温泉の中でもNO.1の中の坊瑞苑という名旅館。 何と言っても12歳以下の子供はお断りといった格式高いところでした。 旅館の格式も、食事や温泉も最高級! 何不自由ない旅行のはずだったのですが、私には一つ憂鬱なことが。。。 それは、、、先述のセミナーで私が講師にならなくてはいけなかったこと。 しかも持ち時間たっぷり1時間で、タイトルも勝手に与えられ、その名も『Netオーダーの極意』について、だって。 「何だよ、誰が決めたんだこのタイトル?」と文句言いつつもご指名でしたらここで逃げたら男が廃る、色々悩みに悩み講師の大役を果たしました。 そうそう、参加者について説明しませんでしたが、参加者はその工場を利用する全国有数の生地屋の集まり(主催はあくまで工場ですが)で他の生地屋さんも生地屋の将来について色々悩まれているので参考になればということのようでした。 話した内容は書くと長くなるので割愛しますが、列席された生地屋さん達に一つ提案したことがありました。 それは、テーラー業界は生地と仕立てがセットになっているけれどそれを分離するのは面白くないか?ということ。 つまり、皆さんがスーツをオーダーされる時、テーラーに行ってそこで取り扱っている生地の中から注文をされますが、もしそれが生地はどこどこの生地屋で買って、仕立ては自分に合うスタイルのどこどこテーラーで仕立てられたら楽しくないでしょうか? 「仕立てと生地購入の分離」これは日陰の存在だった生地屋という業界が注目されるチャンスです。 しかも昨今はインターネットで紹介する形にすればそれほどコストも掛からず販売ができます。 ・・・なんて話を皆さんにいたしました。 こんな事を言い出すのは私ぐらいなのでしょうか? 皆さん真剣に聴いています。中には真面目にメモを取ったり・・・ でも、中にはこんな人が!!! ××× おれってこんな顔 ×××おっちゃん人の話聞いているんかい!? (は〜っ、格好良いこと書いてこれがオチですか?) |
|
退職金手当債ってなに? |
この日日経朝刊を読んでいると見慣れぬ言葉が出ていました。 それは『退職金手当債』という言葉。 何かというと団塊の世代の大量退職に伴う退職金支払いで自治体の財政が逼迫するのでそれに呼応する県債を作ろうという動きがあるのだそうで、それを「退職債」と呼ぶのだそうです。 これっておかしくありません? 実は私は大学での専攻が財政でしたのでよく分かるのですが、本来財政というのは単年度で収支が合うのが財政の本来あるべき姿であり、それだとあまりに財政が逼迫するので理由を付けて借金をしたのが建設国債です。 でも、建設国債は論拠として長い将来に役立つ橋や道路を建てるのだから、メリットを長期に渡り教授できるのだからその費用も長期で負担すべきという考えに基づいています。 つまり、裏付けとなる資産(橋や道路など)があるからこその借金なのです。 一方、裏付けのない借金もありそれがいわゆる赤字国債と言われるもので、無い袖は振れないからとにかく借金するのがこれです。 もちろん性質的にはたちが悪くて本来現に慎まなくてはいけない物だと思います。 それではこの退職金手当債は...というと、 これは更にたちが悪くて、退職金(=過去の給料の後払い)を将来払い続けるという、非常にタチの悪いモノ。 聞こえは良いけれど、またまた酷い制度を作るようですね。 さて、どこの自治体かしら? 日本には「子孫に美田を残す」という言葉があるにも関わらず役人のやることはどうして美味しいところの先食いが多いのでしょうかね。 |
|
日記帳って、何のため? |
この日は半月振りにホームページを更新しました。 人気の「お客様いらっしゃ〜い」「ありがと〜う」両コーナーに加え新着情報等々の更新、色々と原稿を書くのは面倒なのですが、読者の皆さんに背中を押され、月2回の更新頑張っています。 、、、という非常にポジティブな書き出しで始まりましたが、実は5月の更新でネガティブなことも行っています。 それは、、、某スタッフの日記帳をWebから下げたこと。 何と3名も同時に下げてしまいました。(メンズサイト以外も含めてです) 何故こんな事をするのか?折角作ったのに・・・ お客様の疑問に加え、きっと社内でも批判があろうかと思います。 でも、私は敢えて断行しました。 それは下げた3名分については日記帳が何のため誰のために出しているのか 見えなくなっているからです。 仕事が忙しく日記帳まで手が回らない者 ・・・お客様は日記帳に期待するから日記帳をクリックするんです。 その気持ちに対して失礼です。書けないなら、日記帳の存在その物をなくすべき。 同僚の書かない日記を見て自分の書く量を決める者 ・・・安っぽいライバル意識で自分の器を決めるべきではありません。 お客様からの期待をキチンと理解できれば自ずと自らのやるべき事は決まります。 食べ物日記になっている者 ・・・これには驚きました。まさかファッションの会社で食べ物日記とは。 グルメ日誌なら個人のブログで十分かと。 最近は、日記帳というよりはブログとして商用に使うケースが多くなっていると思いますが、当店の日記帳はそこまでビジネス目的を意図して作るよう指導しておりません。 オーダーという物はお客様の個性を出す物である反面、お店やスタッフの個性も出てくるものです。 それ故、お客様にもお店やスタッフの個性についても理解いただければ、よりお客様と親密になれ、結果良い商品を提供することができると思って部下に日記帳を指導しています。 一つ一つが大変な仕事ですがスタッフには高い職業意識を持って仕事をして欲しいと思います。 あぁ、こんなこと日記に書くとまた社内で批判されるな・・・ |
|
赤ちゃんポスト第1号 |
この日記帳でも何度か書きました「赤ちゃんポスト」にこの日とうとう第一号が来たそうです。 もう皆さんご存じだと思いますが、3歳の子供だそうで、これはきっと一般の人達も専門家も県も厚生労働省の役人の人も、皆さん想定外だったと思います。 私はとても悲しくなりました。 きっと悩んだ末のことなんでしょうが、子供は自分の名前も年齢も言えて... きっと子供もどういう意味か分かるでしょう... 親もきっと分かって仕方なくここに連れてきたのでしょうし、 悲しすぎます。。。 そう言えば、冬季五輪で米のドーソン選手のことを話題にしたことがありますが、 (ドーソン選手は韓国人で小さい頃孤児院に預けられその後米国人養父母に育てられた人物) 私は日本でもドーソン選手の養父母のような方が増えれば良いのに...と思います。 これから格差社会が広がっていけばこういった不幸な子供達も増えるでしょう。 本来は格差社会の勝ち組の人達がこういった不幸な環境下にいる人に何か貢献しなくてはいけないはずです。 私も日頃 ユニセフ募金位しかしていませんので大いに反省しなくてはいけません。 でも、皆さんも一度自分に何が出来るか考えてみる必要があるのではないでしょうか? おまけ:私はTV局が震災等の際に義援金を呼びかけることが大嫌いです。 なぜかって?だったら集まった金額の何%分でもそのTV局も負担すべきと思うからです。 人の不幸をネタに人のカネを使って、名声だけを集めているような気がしてならないのです。 新潟の震災ではペヨンジュンが1000万円寄付をしたと聞いたことがあります。 本当に必要なのはこういった篤志なのではないでしょうか? でも、私には人を批判する資格はまだありません。 |
|
キャベツ畑・・・ |
この日はお休みの日でしたが、ちょっと練馬の方まで出掛けてきました。 どこへ行ったかというと、、、 画像のようなキャベツ畑?...ではなくて、その奧にあるアパートを見に行ってました。 何故アパート?、さては愛人でも? ...なんて事はありませんで、実は独身従業員向けに1ルームマンションやアパートを探していてその物件調査でした。 場所は、、、神田と三久服装(練馬区石神井)との間位で探しているのですが、昨今地下も上昇に転じる中なかなか上手くお手頃物件は見つかりません。 ...で、今日も見に行ったところも値段が安いと思えば、裏から見ると隣がキャベツ畑。。。 おいおい、聞いてないよ。。。 私としてはまぁ、裏がキャベツ畑でも近くに緑があると夏涼しそうで良さそうにも思えるのですが、物件としてはイマイチでした。 ところで、私が何故独身者向けワンルームマンションを探しているかというと、それはやはり人材採用で有利にしたいからに他なりません。 私が思うに、偏見かも知れませんが人材は地方出身者が良いと思っています。 何故かというと、東京生まれ東京育ちの人は見栄えの良い企業を好むところがあり、楽を求めて苦労しないため、なかなか長続きしないのです。 (都会育ちの弊社North君の事を言っている訳ではありません!!) 加えて、最近当社は縫製工場も持つようになり、よく言う3K職場に近い要素も増えてきました。 だからこそ、地方から出てきた何か目的を持った根性のある人を採用したいと思い、 そのためには住居を何らか手当てできないといけない、、、と考えたからです。 とはいえ、不動産はそんな焦って買う物ではありません。 買えば資金も固定化してしまいますし...タイミングとしては悪くないのですが、、、 う〜ん、悶々とする吉村でした。 |
|
GWは渓流釣り |
楽しいGWが始まりましたが皆さんはどちらかへお出かけになられましたか? 私の方はお店がカレンダー通りの営業のため今回は4/29・30と5/3〜5の2回に分けてお休みを頂き後半を新潟の方で過ごしました。 ホントは春スキーをやろうと思っていたのですが、今年は暖冬の影響で雪が殆ど残っておらず、かといって山菜取りは年寄り臭い(?)、いえいえ、食べれる野草を知らないため出来ず、仕方なく(?)いつもの釣り三昧となりました。 丁度この時期は雪解け水が流れ込み、渓流の魚も活性化し出す季節で渓流の女王ヤマメや岩魚が釣れ始める頃なんです。 私の腕前の方は...というと大したことなく釣果は画像の通り小さいのしか釣れませんでしたが、それでも天然の山女や岩魚です。 小さいのはリリースして、大きいのは家族分だけキープして残りはリリース。 こういった自然はいつまでも後世に残してあげたいものですね。 皆さんはどんなGWを過ごされましたか? |
|
GWの谷間は忙しい |
当社のゴールデンウィーク期間中の営業はカレンダー通り。 つまり5/1・2は営業です。 世間様では長い休みの所では9連休とかあるそうですが、当社のような小売業はなかなか長期の連休は取れません。(でも、祝日はお休みを頂いていますから百貨店にお勤めの方よりは余程有り難いですけどね。) そして、今回の様な飛び石連休の時は年長者や地方出身者などには出来るだけ前後に休みを付けて出来るだけ長期休みを取れるようにしているのですが、、、 その反動でか?私の方は尚更長期休暇を貰えないようになっています×××。 まぁ、私の場合は子供も受験期ですから長い休みはかえって不要ですが、そんなこんなで今年のGWの谷間5/1・2は元気に出勤しておりました。 当日は連休谷間ということもあり街は比較的空いていて、神田界隈もヒト気がいつもより少なかったのですが、日中になるとどこからともなくお客様がお越しになり、普段の週末並の忙しさに! 皆さん お休みだったり、仕事がある人でも相手先が休みとかでやることないから...と言った人がいたりと結構な賑わいでした。 ふ〜っ、このご注文を片づけたらようやく自分もGWです。 |