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125周年特別企画(秋冬版) |
既に何度かアナウンスしていることですが、今年は会社創業125年の特別な年。 色んな形でお客様へこれまでのご愛顧にお応えしなければ!!...と考え、今年はこれまでにないような色々な企画を行ってきました。 例えば、、、 |
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リピーターの方へ特別クーポン券配布 H20.2月頃 125周年記念製品発売(春夏物) H20.2月〜 ...などがそうですし、これに付随して、 週に2名様限定の特別価格サービス とか 125周年専用記念タグの作成なども行ってきました。 ご参加いただいた方々も多かったと思いますが、皆さんいかがでしたでしょうか? そ・し・て・・・ そろそろ秋冬物サンプル製作が最終段階のこの時期。 今度はこの125周年記念反の秋冬バージョンがようやく皆様にご紹介できるようになりました。 今回の目的は・・・ ・ 生地の素材感が生きる秋冬物は高品質重視(超細番手糸使用) ・ 国産の意地を見せたい! ・ ゼニアが最高の生地だと思う人の度肝を抜きたい ・ この先25年、皆が自慢できるような素材作り、服作りをしたい ...という事を掲げて、記念反物を作成しました。 分かりやすいコンセプトは『ゼニアのトロフェオを越える物作り』 ゼニアさんには大変失礼な比較となり恐縮ですが、昨今のメンズファッション界で一番高く評価されているのは伊ゼニアですし、それを越えた物作りをしたい!という意でこのようなコンセプトを掲げました。 そこで、今や国内メーカーNO.1の技術力と表される葛利毛織さんに製造を依頼してこんな生地を織って貰うことになりました。 |
■ 秋冬版125周年特別反物 ■ | |||||
素材は・・・ SUPER160'S & 80番双糸
>>> 原毛は市販される製品では滅多にないグレードのSuper160'S。 SUPER**'Sというのは原毛1kgに対し何kmまでの長さの糸に引けるかという基準。 たった1kgの原毛が160kmもの長さの糸にまでなる訳ですからその細さは特筆物です。 また80番手双糸とは、SUPER**'Sというのが原毛の絶対的な糸の細さなら、糸にしたときの太さを示すのがこの番手、ちなみに双糸というのは2本の糸を撚って1本の糸にしている事を表し、昨今の安いイタリア物などは双糸にせず単糸にして原料の使用量を少なく安くしています。 目付は・・・ 347g >>> 目付というのは単位当たり重量。 これが重ければ思いほどスーツになった時、重厚感が出てきます。 秋冬物の目付は産地やメーカーによっても違いますが、一般に260g〜380gぐらい。 温暖なイタリア物は軽く260g位からありますし、カッチリした英国物は300g台が多いです。 その中で347gの目付というのは原材料をタップリ使用した素材といえます。 特徴は・・・ 高級感あるダブルクロス仕上げ >>> ダブルクロスとは、表裏で違う生地組織で織りあげた素材。 厳密に言うとリバーシブルではありませんが、2枚の組織を重ね合わせた形になり軽くて厚地の素材が出来るのが特等。 色目は・・・ 紺・黒・グレイの無地3色 >>> 色目はトレンドに流されず長くお召し頂けるよう基本の3色。 光沢感が非常に強く出ています。 風合いは・・・ しっかりした素材ながらもナチュラルストレッチ >>> 生地の評価は目付やクオリティー、色柄だけでは決まりません。 大切なのはその生地が表現する風合いです。そしてこの生地の風合いは何とも言えず素晴らしいです。 目付347g、ダブルクロスというと英国系のガチガチの素材感をイメージしてしまいますが、最上級素材を双糸で織り上げ無理なテンションをかけていないためか、ウール100%にも関わらずナチュラルストレッチが出るようになっており、これは着用した時の着心地としては素晴らしい物になります。 現物の生地をご覧になられた方は是非軽く引っ張り自然なストレッチ具合をお確かめ下さい。 メーカーは・・・ 葛利毛織 >>> 詳細は↓↓↓をご覧下さい。
昨今の生地メーカーは効率化のためハイスピードで大量に生産することを良しとしていますが同社は逆にじっくり物作りをします。 同社の特異性は、今まさにTVドラマで放映されている「官僚たちの夏」でも昭和30年代の織物メーカーの雰囲気を出すために同社のションヘル織機が紹介されるなど、日本国内どこを探しても他には真似の出来ない物を持っています。 >>>ご参考:TBS「官僚たちの夏」内 現場レポート さて 『ゼニアのトロフェオを越えたい!』と掲げたこの企画。 ↑の説明では何か良さそうな事が書いてありますが、言葉だけでは信じられない方も多いはず。 そんな方の為に客観的資料で説明しましょう。 画像は皆さんよくご存じの各メーカーの素材を顕微鏡撮影した画像 画像は懇意にしているお客様Hさんより頂戴しました。 |
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右下が今回の周年記念反物の写真ですが、画像内の1本1本の原毛が明らかに細く、しかも織り密度が高いため隙間(写真で黒く見える部分)が少ないですよね。 またダブルクロスと言うこともあり織りが複雑で、まるで魚の鱗のようです。 トロフェオも上2つと比べれば緻密に織り上げられており断然良い生地ですが、今回の生地と比較すると旗色が悪いです。 ご覧いただいていかがでしょうか? 当初の目標は十分達成できているのではないでしょうか? そして、何と言ってもその触感は。。。 こればかりは直接触ってみないと分かりません。 そこで!こちらは各店店頭に既に展示しておりますので気になる方は是非直接触れてみて下さい。 このヌメリ感、光沢感、触ってみないと分かりませんし、触ると逆に虜になってしまい、買わないで帰れなくなるかも知れませんよ。 絶世の美女のようでもあるし、麻薬のような危険さもあるそんな生地です。 さて、 この生地、気になるお値段ですが。。。 このクオリティーのスーツ、正直百貨店のオーダーサロンでフルオーダーで仕立てれば30万は下らないと思います。(それだけの自信もあります。) .... ですが、そこは当社ですので実直な価格設定をして、次のようにいたしたいと思います。(ちなみに、、、原価もトロフェオを越えてしまいました、、、) シングルスーツ上下 98,000円(イージーオーダー) シングルスーツ上下 153,000円(仮縫い付きフルオーダー) ...を定価といたします。ですが!!創業125周年ですので |
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週に2名様※だけ仮縫い付きフルオーダーを125,000円 ※:8月中は工場に余裕がありますので人数限定はいたしませんのでご希望の方は早めにどうぞ。 週に2名様だけイージーオーダーは 84,000円※ |
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、、、でご提供いたします。
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※:ただし、、、企画側の本音を申しますとこのグレードの商品は絶対にフルオーダーの方が価値があると思います。 理由は車でいえばフェラーリのエンジンをフェアレディーZに載せるような事だからです。 フェラーリと評したのはそれだけ芸術的な生地だからですし、Z(イージーオーダー)も十分なクオリティーだからです。 在庫は各1色17名様分しかありませんので、絶対買うぞ!!という方は出来ましたら8月中にご相談下さい。 (イージーオーダーの販売数量次第で品切となる可能性があるからです。また閑散期の工場を潤したいとも考えておりますので、、、) |
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125年の歴史に恥じない自信のある商品をご提供したいと思います。
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■ 大阪店の皆様へ・・・ ■ ご案内の通りこの125周年生地はフルオーダーでこそ生きる素材です。 このため常時フルオーダーをお受けできない大阪店管轄のお客様にとっては年明け1月のオーダー会まで待たなくてはご注文いただけません。 ......というのはあまりにも酷な話と考えておりまして、 5名様以上のオーダーが集まるのでしたら。。。という条件で 9月26日(土)or10月24日(土)のいずれかでオーダー会を開催することを検討しております。 ご検討いただける方は是非大阪店までお問い合わせ下さい。 |
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