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オーダースーツのヨシムラ
新着レポート

 フルオーダー閑散期料金始まります!
梅雨明けが待ち遠しい6月の下旬は、街ではそろそろ夏物のセールが始まる時期。
傘を持ちながらのお買い物はちょっと辛いけれど、それでも楽しい季節ですね。

今年もいつの間にかそんな時期になってしまいましたが、オーダースーツのヨシムラではセールが終わった後に来るつかの間の閑散期イベントとしてフルオーダー閑散期料金のご案内をいたします。

フルオーダーの工場をグループに持つ当社だからできるサービスですが、総理大臣の仮縫いを行ったことのあるフィッターがご対応したり、工場長が直接ご対応したりということもあり毎回大変人気のあるイベントですから始めての方も是非お試し下さい。

また、お値段の方もイージーオーダーのお値段にわずか 35,000円(閑散期(1))をプラスするだけで仮縫いを入れた本格フルオーダーを仕立てられるチャンスです。
しかも、一度、型紙を作れば今後はそれを元にイージーオーダーで仕立てることも可能ですし、フルオプションですので特別な追加がない限り追加費用は掛かりません。※1 是非ご検討下さい。
※1: フルオーダーはクラシコ仕様(お台場・本切羽・キュプラ裏地・バルカポケットetc)が標準で全て含まれます。)

それでは、フルオーダーの概要をご案内いたします。

■ フルオーダー閑散期のご案内 ■
当店にとっては昔も今も主力はイージーオーダーには変わりありませんが、本物志向のお客様には一部仮縫いを入れたハンドメイドのフルオーダー仕立ても行っております。

どちらもお客様の身体に合わせたお仕立をすると言うことでは同じですが、細部に渡ってはイージーオーダーとフルオーダーではこのような違いがあります。
イージー
オーダー
フル
オーダー
型紙1
イージーオーダーはある一定のパターン(型紙)に体型的な情報を加減することで個別の型紙を作ります。(ただし形となった型紙は作りません。)
型紙2
イージーオーダーでは基本は左右対象のスーツになりますが、フルオーダーでは左右別個の型紙を作ります。(肩のバランスなどが綺麗に仕上がります。)
 仮縫い 
×
仮縫いを入れることで左右別々の体型に合ったスーツを作ります。
クセ取り
生地を立体的にすることをクセ取りと言いますが、イージーオーダーは時間的制約があり十分な癖取りが出来ません。一方フルオーダーはタップリ時間を掛けて行います。(詳細はこちらで動画を交え紹介しています。)
縫製
イージーオーダーは機械縫いがメイン、一方フルオーダーは手縫いが大前提です。(一部ミシンは使用します。)

一言に、自分だけの専用型紙といっても、言うは易く、行うのは大変な作業です。
一例を挙げるならば...
イージーオーダーではコンピュータ上のマスターパターンに体型補正を5mm 10mmと加えて、CAD・CAMを通じ機械的に生地を裁断しますが、ハンドメイドでは1つ1つをこのように行っています。
ボタンホールの穴かがりにしても同様です。
機械化された既製品では穴かがりはほんの一瞬(5秒位)で出来ますが、ハンドメイドでは腕の良い職人でも1穴10〜15分
3つ釦のスーツで袖釦が4個ならば、内ポケットを入れると13穴、それだけで正味3〜4時間の作業となります。
工場の詳細やハンドメイドの作りについてはこちらで動画を交えてご紹介していますのでご覧下さい。
 >>> 縫製工場:三久服装ホームページ
 >>> ハンドメイドスーツとは(作業風景の動画付き)
 >>> 生地を立体的にするということ
さて、
そんな手間の掛かるフルオーダーのスーツですので本来であればそれなりのお値段が掛かりますが、
これからの季節はご注文が減り工場は稼働率が下がりますので、職人さん達を遊ばせないためにも、閑散期料金を設定してお手頃価格で皆様に本物のハンドメイドスーツをご提供いたます。

そして今シーズンの閑散期料金の内容(期間等)は次の通りです。
 閑散期料金(1) 35,000円期間 
 7/15、7/16(2日間) 
 閑散期料金(2) 45,000円期間
 7/22以降 及び 8月一ヶ月間 
:閑散期(1)は1日7名様×2日=14名様だけのご対応となりますので抽選となります。
また、閑散期(2)は早い者勝ちで時間を決めていきます。

■ 間違いやすい点について ■
以上簡単に閑散期料金についてご案内いたしましたが、いくつか分かりにくい点、誤解を招きやすい点がありますので補足いたします。

1.基準日について
>>> 閑散期料金の適用はピン打ち仮縫の実施日が基準です!!

フルオーダーは
 ご注文(縫う)仮縫い約10日間(ピンで留める)仮縫い
                    
本縫い仕上がり

...となりますが、
この中のピンで留める仮縫いの実施日が基本となりますので、ご注文にあたりましては仮縫日に対し10日〜1ヶ月程度前倒しでご相談下さい。

2.閑散期期間について
>>> 詳細日程は毎年微妙に変わります。

今シーズンの正式日程日程は次の通りといたしました。
  閑散期料金(1) 35,000円期間:7/15、7/16(2日間)
  閑散期料金(2) 45,000円期間:7/22以降 及び 8月一ヶ月間

3.仮縫いを行える日と場所について
>>> 仮縫いには大変な技術力と経験が必要です。
また仕立てる縫製工場のクセ等も良く知っていないと良い仕事ができません。
このため、フルオーダーのご注文につきましては工場に近く、フィッターが常駐している東京店のみのご対応となっております。

大阪店管轄のお客様にはご不便をお掛けしますが7/23〜25でフィッターが来阪する大阪店フルオーダー受注会でお試し下さい。
詳細はこちらをご覧下さい
 >>> 大阪店お値打ち夏のフルオーダー受注会開催のお知らせです

また提携店ではこのような事情から仮縫いは行えませんのでどうか御容赦下さい。

フィッター歴30年!! 中島氏

ご存知!! 吉井工場長
4.実際のお値段は? 
>>> ご案内しておりますフルオー ダーのお値段はオプション料金のお値段です。
このため、実際のお値段は通常のイージーオーダーの価格+35,000円(閑散期1の場合)となりますのでお含み置き下さい。

また、このような全くの赤字企画ですので生地のお持ち込 み等にはご対応できません。ご理解下さい。

〜具体例〜
 伊ゼニアの新商品COOL EFFECT(クールエフェクト)79,800円の商品で仕立てた場合

 閑散期(1)では... 79,800円+35,000円 =
114,800円
閑散期(2)では... 79,800円+45,000円 =
124,800円
となります。

5.対象商品 
>>> 季節の変わり目に行う閑散期対応のフルオーダーですが、お仕立てする商品はそれぞれの季節の物でなければならないのでしょうか?

 いいえ、そんなことはありません。

閑散期対応はあくまで閑散期という業務を平準化することが目的ですので、事前にご相談いただければ先のシーズンの物(今回でしたら秋冬物)でも大丈夫です。(ただし、セールやサービス企画との併用は不可です。)

なお、秋冬商品につきましてはインポートの新柄は8月以降入荷予定ですので、秋冬物をご希望の方は閑散期期間の後半でご注文されると良いかと思います。

■ お申し込みは? ■
フルオーダーのご注文や仮縫い日時のご相談は直接東京店へお気軽にメール又はご来店下さい。

また、
閑散期料金(1)(+35,000円)につきましては、毎回希望される方が多く、こちらだけは抽選にてご当選者をお決めいたします。
2日間で合計14名様のみの狭き門ですが、ご希望の方は下記より、下記よりお申し込み下さい。
ご注文を6月30日まで募り、7月1日にご当選者を品切れ品薄情報にて発表いたします。

閑散期料金(2)(45,000円)につきましては、先着順にご注文を承ります。

□ 閑散期料金 お申し込み □
閑散期(1)の受付は終了いたしました。
閑散期(2)は8月末まで続きますので引き続きご検討下さい。



いかがでしょうか?
以上簡単に閑散期料金についてご案内しましたが、試してみたくなりましたか?
フルオーダーは高嶺の花、とお考えの方も多いと思います。
でも『いつかは...』と思われている方はこの期間中の仮縫いの風景など、見るのはタダですから、ご来店時にチラッと覗いてみるのも面白いかも知れませんよ。
色々な楽しみが増えてきましたが、どうぞ皆様のご都合に合わせてうまく利用して下さい。



最後になりましたが、上手なオーダー方法についてご紹介いたします。

■ 上手なオーダーの仕方は? ■
ハンドメイドのお仕立てで技術的にも能力的にもかなりのレベルのフルオーダーですが、使い方一つでは普通のスーツと変わりない物になってしまうリスクもあります。
そこで上手なオーダーの仕方をちょっとだけご紹介。
オーダーを検討される際は次のことを思い出してくださいね。

1.ご注文前には具体的なイメージを持ってご相談されると良いでしょう。
どんなオーダーでもそうですが、使うのはやはりお客様。
お客様自身がどんな物が欲しいかをハッキリ伝えられなければ作り手もそれにお答えできません。
慣れない方は雑誌の切り抜きWeb画像などを持ってご注文されるのが一番です。

また、初めて採寸される方は今着用されているスーツの中で一番フィット感が良い物(お気に入りのスーツ)をご着用になって採寸するのがベストです。

2.仮縫いには、Yシャツと靴を忘れずに...
慣れない仮縫いは、ちょっと緊張するもの。
...とはいっても、ここでひるんでは良い物はできません。
特に袖丈やズボンの股下は中に着るシャツや履く靴によって丈を変えることがありますので是非お持ち下さい。

フルオーダーのスーツは特別な存在。
だからこそそれに合わせた諸々の物もお持ちいただくとグッと現実味を帯びてきます。

3.店員とはフランクに、一緒になって良い物を作る気持ちで...
これはむしろお店側の問題かも知れませんが、ご注文という点ではお金のやり取りになってしまうかも知れませんが、気持ちとしては一緒になって良い物を作ろう!という気持ちで臨んだ方が絶対に良い物ができます。

だから、お客様も緊張せず心を開いて... 一緒に良い物を作りましょう。
この辺はSHOPMASTERや工場長が優しく(??)リードいたします。