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お出かけの装いには
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春の嵐もどうやら落ち着き、これからしばらくは、お出かけにもうってつけな季節ですね。 ただ、春爛漫とは言え、朝晩の冷え込みや吹く風もまだまだ肌に冷たい今日この頃、そんなお出かけにアウターに一枚羽織る物があると、快適に過ごせるのも生活の知恵です。 そこで今回ご紹介する仕上がりのジャケットは、そんな季節のヒントにしていただけるようなジャケット達です。 まず最初にご紹介するのは、前々回のお客様いらっしゃ〜いコーナー「もう春ですよ」でご紹介した、お二人のKさんの同じジャケットの仕上がりです。 生地が同じですので、見た目としては仕上がり具合はさほど変わらず、お名前も同じですので、2着組み合わせてご案内致します。 |
■ まずは全体像 ■ | |
細かいディティールよりは、シルクが51%にウールが49%とというゴージャスな高級感を感じて頂ければと思います。
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■ コーディネート ■ | |
上着がベージュでしたので、ボトムはコットン素材のソメロス社のグリーンと、イタリアぽい組み合わせです。
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ただ、裏地が紺のチェックとこのあたりはちょぴりと可愛いさが加わり、女性にも好評を得られるポイントでしょうか。
お二人ともお送りでしたのでご着用画像は頂けませんでしたが、その後、ご感想を頂きましたのでご紹介します。 |
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ご丁寧にありがとうございます、喜んで頂けて何よりです。
と、Kさんには嬉しい感想メールを頂いたのです が.... |
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誠に申し上げにくいのですが、折角ご紹介したにも関わらず、この生地は前回Webにご紹介した後、アッという間に品切れとなりました! 誠に申し訳ありません! さんざん「ウマいよ 〜」と煽っていながら、いざ食べる段となって、閉店で〜す、と言われたようなもの、詐欺だ〜と怒らないでください。 なにせ在庫には限りがございますので、この穴埋めはいつかしますので、どちらさまも何卒ご容赦下さい。(汗”) そして気分を取り直して?、続いてご紹介するのは、こちらもお客様いらしゃ〜いコーナー「春はすぐそこに」でご紹介した、アメリカ人の方の仕上がりです。 |
■ まずは全体像 ■ | |
元のイメージ画像はこのような画像ですが、色目も黒となりますと仕上がりの印象はかなり違います。
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● フロントは・・・何も無し
前のボタンは無し、袖ボタンは無し、 ついでに胸のポケットや腰のポケットまで無しと、シンプル過ぎるスタイルに仕上がりました。 ● 襟は・・・ 特に印象的なのは、何と言ってもネック周りです。 カラーレス(衿無し)とかラウンドネックとかと呼ばれて、レディスではシャネルジャケットなどでお馴染みですが、メンズでは初めてで製作にはそれなりに苦労はありました。 それだけに、見た目としてフェミニンな雰囲気に仕上がっています。 |
■ 仕上がりのご連絡 ■ | |
まず、仕上がりましたと日本語メールでご連絡しますと、Bさんからこんなご返事を頂きました。
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なるほど、この中学程度の英語ならドメスティックなことでは定評ある大阪のスタッフでも、わかります。
そこで帰国後に早速メールのとおりにBさんがお見えになりました。 そこで試着頂くと、 「コレハ、イイデスネ」 ...とたいそう気に入って頂き、持参のカメラでスタッフとの2ショットまで撮って頂き、喜んでお持ち帰り頂きました。 ご本人を画像でお見せ出来ないのは残念ですが、Bさんのアタマはツルツルのスキンヘッドで、あごひげを蓄えられています。 その為、ジャケットの色が黒、おまけにカラーレスとあってさながら一見して修道僧のような雰囲気を漂わせています。 ということで初めての青い目の外人さんのご注文はなんとかクリア出来て、日米友好の一翼を担う(大袈裟な!!)ことが出来ました。 |
クールビズにはまだちと早く、これからの1ヶ月はジャケットが活躍する季節です。 そのジャケットの代表格としてお馴染みの紺ブレは使い勝手はよいのですが、それだけにいつも紺ブレではさすがにシーズン性に乏しくなります。 そこで、春こそ華やかな色目が映える季節とあって、ご紹介したベージュ系やグリーン系など気持ちまで明るくなりますので、この季節にこそぜひお勧めしたいと思います。 また、東京大阪各店頭ではジャケット地をバラエティに富んだ品揃えでお待ちしていますので、どうぞご来店の上、店頭でお確かめ頂ければと思います。 |
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