ビッグヴィジョンのリニューアルオープン2店舗目は、横浜駅と繋がる地下商店街に立地する横浜ジョイナス店です。
ここも、タイヘンだ!第一弾として紹介した東京駅鉄鋼ビル店とは違った点でとっても大変でした。それは、、、防火基準でした。
この店舗で5店舗目になるニューコンセプトショップの建設ですが、今までで最高難度の不燃基準でした。人がたくさん集まるから、安全第一は当然ですね。
改装または新装したビッグヴィジョンの新店舗は、木材を使用したウッド調のショップに仕上げています。その為、横浜ジョイナス店でも今迄通り木調デザインを採用したのですが、木材を使う場合、全て不燃のものを使用しないと防火基準をクリア出来ないことが判明。
それによって、当初、従来の3割増しぐらいかなぁ?とみていたのが、これが大甘で、なんと2倍強の見積もりが出た時は、「がーん!」と頭を思い切り硬いものに打ち付けられた感じでした。
だってですよ、例えば棚に使う板一枚数千が、数万円ですよ。従来の予算だったら店が2店舗作れるぐらいの見積もりでした。
基本のショップデザインは変更したくないし、かと言って見積もり通りの予算は組めないし、デザイナーの高橋さんと二人で「ん〜、ん〜」唸りながら材料の変更や既製品探しとお金の計算に、痛いほど頭を悩ませました。
その結果、先ほどの棚板はガラス板になり、カウンターや什器類はスチール製にして、木目をプリントした燃えないウッド調シートを貼り、お客さんの眼に入らないバックヤードは既製品の棚を入れたりと大幅に方向転換した結果、それでも従来の1.5倍弱の見積もり。社長を拝み倒してやっと開店に漕ぎ着けた次第です。
完成後、まずまずの出来栄えになったと自画自賛していますが、皆さん、ご覧になっていかがでしょうか?
大都市駅の地下商店街に出店する際のモデル店舗として、本当に勉強させられた事例でした。
横浜ジョイナス店、店舗が新しくなり、新たな商売が始まりましたが、これからが一番大事です。後日、笑売出来てます、と言えるように。。。
写真上段:「REBORN」した横浜ジョイナス店
写真中段:応援に駆け付けたヨドバシ横浜店担当、只野さん
写真下段:「JOIN US」横浜ジョイナス地下入り口