ポップアップショップとは?
2017/10/05
ポップアップショップとは、、、
限定された、比較的短期間に出店するショップのことで、まぁ仮住まいとでも言いますか、出張販売みたいなもんですね。

一昔前は、商店街が、近くに出店して来た百貨店や量販店などの大型店の為に、お客さんを取られて出来た空き店舗を、短期間の低コスト、または無料で「おもしろい商売」に貸して街を活性化しようとした「チャレンジショップ」が走りだったと思います。

今では、商店街を脅かした百貨店や量販店などの大型店が、アマゾンや楽天などのネットショップの脅威を受けて、閉店て空いたスペースを賃貸するテナントビル化して行ってるのも時代の流れですね。

「オーダースーツのヨシムラ」でも、今秋で15回目になる期間限定のリアルショップ&ネットショップを「東武池袋本店」に出店します。
こちらは8年前、ネット商売にそもそも興味の無かった?百貨店に、インターネットを利用してオーダースーツを販売したら面白いんじゃない?と社長と僕で提案しに行って実現したのがこの「タイアップ企画」でした。

それが半年毎に開催していたこの企画も、今秋で15回を数えるなんて、少し感慨深いです。
今では、立ち上げメンバーの社長や僕も抜けて、安藤君と播磨君がしっかり引き継いでくれています。

肝腎の今年の開催期間ですが、ネットショップは既にスタートしていて10月8日(日曜日)まで。リアルショップは東武百貨店7階イベントスペースで10月11日(水曜日)17時からから10月17日(火曜日)までオープンしています。
リアルショップでは、安藤君や播磨さんの他、既存店で見慣れた顔が揃いますから、是非会いに立ち寄ってください。

生地は、ヨシムラで人気ツートップの、エルメネルドゼニアロロピアーナを主に、インポート生地をしっかり品揃えしています。
スタイルも、シャープなシルエットが人気の、クラシコイタリアとモダンブリティッシュのツーパターンをメインに提案します。

価格も50,000円、60,000円、70,000円普段のヨシムラプライスより、凄くお求めやすくなっていますので、どうぞお見逃し無く!


育てるって難しい
2017/09/23
学生の就職活動もようやく落ち着いたと思ったら、もう来年就職を控えている3年生のインターンシップやらOB訪問が始まっていて、落ち着く間が無いですね!

マスコミ報道によると、世間は職を求める人の売り手市場で、企業は大変な求人難の時代だとか、確かに、ハローワークやネットに求人広告を載せても、一昨年辺りは掲載直後から相当数の求職者が応募してきましたが、最近はその頃の半分も集まらない状況です。

そんな情勢下、ヨシムラグループの面接試験を通って来た新入生宇野君を、ヨシムラ本店で献身的に指導いるのは、播磨さんと佐野店長の二人です。
入社してくれた宇野君も有り難いですが、自ら指導役を担ってくれた二人にもとっても感謝しています。

この日は、1ヶ月間に及んだ入社後研修の最終日、僕は呑気に写真撮っている?場合では無く3人をそっと見守っていたのですが、、、

今回は、宇野君を1ヶ月で採寸接客まで一通り出来るようにする、が目標でした。
これは普段より早いペースで、そこまで行くのに通常だと平均3ヶ月、早い人で2か月、遅い人だと半年位かかる内容です。それだけに、毎日、播磨さんから暖かく厳しい指導の連続で、時には父のごとく、また時には鬼軍曹にもなったこの1ヶ月、アッと言う間でした。

宇野君にとっても、あれ読め、これやってみろ、違うだろ、と詰め込まれ消化不良にもなりながら、よく頑張ってきたと言うのが正直な感想です。

その成果が試されたのがこの研修最終日でした。テストの接客ロールプレイングでは、播磨さんがお客さん役、佐野店長と僕がオブザーバーとなって行われました。
果たしてロープレ終了後の結果は???

残念ながら目標には届きませんでしたが、愛情と言う「肥し」を、播磨さんや佐野店長からたっぷり受けた宇野君、今後の成長が楽しみです。

幼い頃読み聞かされた童話にもありましたが、頑強な旅人のコートを脱がしたのは、強い北風では無くて、暖かい太陽でした。
厳しくも愛情を持って育てるとはよく聞きますが、「言うは易し、行うは難し」だと、改めて3人から学ばされた夜でした。

今後は他店での指導が続きますが、出る杭、打たれ強い杭に育って欲しいですね。


このスーツがあなたをスタイリッシュにします!!
2017/09/07
それは?
OROBIANCO PATERN ORDER SUIT!

この秋、「オーダースーツのヨシムラ」と「ビッグヴィジョン」の店頭に登場した
「オロビアンコ・パターンオーダー・スーツ」は、パターン作りと素材の企画にヨシムラ・グループの汗と涙と知恵を練りこんだ(笑)、美モデルスーツです。
あなたをスタイリッシュにしますよ!

美モデルと言うのにはちゃんと理由が有って、独自に開発したパターンがクラシコとネオブリティッシュの2種類有るのですが、この二つのパターンが物凄くかっこいいんです、自画自賛ですが(笑)

ブランド開発に当たったのは、イタリア本国のデザインソースを元に、I商社×生地メーカーH社×ヨシムラ・グループの3社で、「ヨッシャ―!」てな具合で頑張ってくれました。だから、ファッションを知り尽くし、素材と知り尽くし、お客さんを知り尽くした3社のコラボレーションで提供するオーダースーツですから、カッコイイに決まってるじゃないですか。

シルエットだけじゃないですよ。
仕様もしっかりデザインしました。
裏地は、勿論キュプラを使っていますが、オロビアンコのロゴと綺麗な紋章の入ったオリジナルです。
もスポーティな印象の、軽いナットボタンを用意しましたよ。

それから、見えないところの内ポケットに、控えめ(では無く、これ見よがし)に、オロビアンコのロゴが入ったイタリアントリコの3色テープが玉縁にあしらって有ります。
後は、いかにもヨシムラらしく、ベントにコインポケット付けて納まりよくしちゃいました。

こんなてんこ盛りのオロビアンコスーツのお値段ですが、、、
78,000円で提供しちゃいます。
それに、今だったら(9/10まで)なんとオロビアンコのバッグ(40,000円相当)をプレゼントする特典まで用意しました。
数量(限定200個)と期間に限りが有りますのでお早めにどうぞ!

写真上段:真っ先にあのY氏がオーダーした大判チドリの織り柄。神田で試着出来ますよ!

写真中段:生地は全33種のバリエーション豊富な品揃え

写真下段:プレゼント企画のオロビアンコバッグ


夏合宿
2017/08/27
夏合宿と言えば、運動部の長く苦しい練習漬けの日々が連想されますね。
僕も、学生時代は毎年菅平でラグビー漬けの日々を送っていました。

足の爪は死に、トイレでしゃがむことも出来ず、練習サボろうと体温計をこすっても温度は上がらず、結局ボロボロの体で2週間の合宿練習皆勤です。
OBにしごかれたお蔭でチームは一致団結し、特に同期の絆が強くなりました。

今日の夏合宿は運動部のそれとはちょっと違って、ヨシムラでここ数年来続いている夏合宿?の話です。

場所は、会社の福利厚生で設けられた、苗場のリゾートマンションです。
夏合宿と言っても、仕事の傍ら定休日の日曜を利用して行くので、土曜の夕方出発して、月曜の朝、始業時間まで帰ってくる、なんと2泊1日の突貫合宿です。

今年は、社長、珠玖さん、播磨さん、佐野店長と僕の5人。
神田を出発したのが夕方5時半、降り出した雨が関越道に入ってからは一段と激しくなり、洗車機の中で運転しているかと思ったら、今度は霧で視界ゼロなんて言う悪条件の中、9時過ぎに無事到着です。

現地には一足先に着いていた社長が、食料の買い出しと夕飯の準備をしてくれていて、僕らは即「いただきま〜す」そして「ご馳走様でした」

翌朝7時に起床すると、朝食にと三谷さんが作ってくれたおいしいパンをパクつきながら、1日のスケジュール決めてゴー!

まずは釣り。一番小さいの釣った人がソフトクリームを皆におごる賭けで、社長はもっぱら皆の為にエサ付けや針の交換をしてくれたので残り4人で競った結果、最後までしつこく、それは本当にしつこく粘って最後の一匹を釣り上げた佐野君が惜しくもソフトクリーム担当に!

ランチの後は、皆でゴルフ。ここではさすがに社長が実力発揮。次が数十年ぶりと言う播磨さん。僕と佐野君がビリ争いでした。ここでも佐野君が負けん気を発揮して、僕のミスショットを喜んでいると、社長がヤンワリたしなめるなど家族的ムードが本当に良かったです。

次に向かった温泉では裸の付き合いでさっぱりと汗を流し、夜は鉄板焼きを皆で突っつき合って「おやすみなさい」

こんなミニ合宿でしたが、30代、40代、50代、60代の年の差を超えた付き合いで、社長の献身、播磨さんのセンス、佐野店長の粘り、珠玖さんの配慮などなど、新たな一面を見れて、良い思い出が出来ました。

同世代の付き合いは気を使わない良さですが、タテ世代の繋がりはとってもになりますね!

写真上段:苗場山の美しい朝景色

写真中段:佐野君の粘りを余裕で見守る播磨さん

写真下段:粘りの甲斐あって釣り上げた成果に、皆「ヤッター」


2017-18年AWカタログ、撮影快調!
2017/08/06
いつものことですが、撮影の日は朝からとっても天気が気になるんです。

何故だかわかります?

二つあって、一つ目は雨だと戸外の撮影予定がNGなんです。急遽、カタログ内容の構成や撮影スケジュールを変更しなければならないので、ディレクターやカメラマンはもう大変、大慌て!

二つ目は、晴天。今回は秋冬シーズンのカタログなので、晴天であまりに太陽がギンギンに照っていると、真夏感が出過ぎるんです。それに、モデル君は大汗かいて、コート着てマフラー付けるんでこちらも大変!

今回はそんな心配が見事に裏切られて?当日は程よい曇り。風も殆ど無く、中々の撮影日よりになりました。
お蔭で、今回のディレクター珠玖さんの声のトーンも高まり、モデルの林君、カメラマンの家原君、スタイリスト?の荻原君達へ、快調に指示を飛ばしていました。

中でも、ディレクター役はとっても大変なんですよ!
先ずは、コンセプト作り。当該シーズンのテーマを決めて内容のイメージを膨らませます。そうしたら、画像や他所のカタログなど、資料となるものをなんでも沢山集めて検討し、方針を固めます。役割を担ってもらうメンバーの選定と、方向性を確認し合うミーティングを繰り返し、内容をシミュレーションして、カタログのストーリーを決定して行ってシナリオ作成。

次に、カタログコンセプトのイメージに合ったモデルを何人もの中から面接して決めて、サンプルスーツの製作の為、採寸から工場への縫製指示まで行います。
それから、モデル君の撮影ポーズやコーディネイトを決めるもディレクターの大切な役割です。

最後に、これらの内容を社長や役員にプレゼンを行い、承認を得る難関を通ってようやく、、、
GО!です。

このカタログ製作のディレクター、珠玖さんの次は誰にやってもらおうかな?と早、次のカタログ製作に向けて悩ましいところです。

写真上段:珠玖ディレクターからビシビシ指示が!

写真中段:今回のスタイリング担当は荻原君

写真下段:なにやら心配そうな右から土屋君、市川君


名古屋錦三丁目店オープン!
2017/07/22
名古屋の新店舗、錦三丁目店がようやくオープンしました!

なんと名古屋名駅店がリボーンオープンした日から丁度1年後の7月14日金曜日でした。
これも不思議な縁をですね。

そして、
とっても良い店になりました。自画自賛ですが、、、

この紙面で紹介する画像に限りが有るので、是非、錦三丁目店ブログを見てやってください。

スタッフの鈴木女史が撮る画像は、中々の腕前で素敵なアングルで撮影した写真が満載です。僕もしっかり使わせてもらいました!

このショップの特徴ですが、最近のリボーンショップが、明るくしてカジュアル感のあるやや軽い店づくりをしていましたが、錦三丁目店はクラシックな重厚感高級感を意識して、デザイン、照明、色使いに拘った店です。

とは言っても、価格は一切変更無く、従来通りの高感度低価格で、広いスペースに豊富な品揃えを用意しましたので安心してください。

お陰様で、開店初日から今日まで、比較的20代後半から30代前半の方に多くご来店いただいています。
その為、週末や平日の夕方以降は少しお待たせすることも有りますが、ソファに腰を下ろしてファッション誌をご覧頂いたり、生地や雑貨の品定めでもしてお待ちいただけると大変有り難いです!

竹ちゃんこと大竹店長も、皆さんに気持ち良くお越しいただくため、朝昼晩とショップのメインテナンスをしっかり行って、お迎えしています!

写真上段:ウィンドーのガラス磨きから一日開始!

写真中段:錦三丁目に存在感を放つファサード

写真下段:私お気に入りの鈴木女史撮影写真


名古屋錦三丁目店、完成!
2017/07/14
名古屋錦三丁目にあっという間にと言いますか、ようやくと言いますが、新店舗が完成しましたよ!

名古屋地区に、本腰入れて店舗物件を探し始めてから約半年経った3月下旬、物件情報をお願いしていた店舗施工会社の石川さんからいつものようにメールが届いた中に、
「おっ、この物件良いんじゃない?」と即座に社長へ打診したのが今回の物件で、3月31日、早々に現地へ飛びました。

名古屋錦三丁目と言えば、銀座と新宿を掛け合わせたような名古屋随一の繁華街です。
そこに程よく条件の整った物件を、社長と私とで現地確認、矢継ぎ早に店舗物件のオーナーと条件交渉を進め、スピード契約に至った次第です。

ホッとしたのも束の間、契約した途端いろんな経費がどんどん出て行くので、一刻も早く営業を開始したいのですが、、、

ところが、
この物件、結構古い建物で、引き渡しの状態はほぼ何にも無い、そうです、床も天井も壁も玄関も、、、だから、照明や空調なんか当然有りません。全く何も無いんです
床はデコボコ、天井や壁には無数の数知れない配線や配管がグチャグチャ、素人の私でもこの工事すっごく大変だろうなというのが容易に想像出来ました。

案の定、
通常の改装工事だと概ね2週間から3週間も有れば完成するのですが、錦三丁目店は、玄関の鉄骨や空調の配管など難題が多く一ヶ月半近くの工程を要し、最後は玄関外側のタイル張りの為、梅雨時期の雨に冷や冷やしながら、なんとかオープンに間に合い、すっかり変わった空間に感慨ひとしおでした!

さぁ、此処からは臨戦モードに切り替え、営業!営業!です。
これまで尽力してくれた取引先や職人さん達、休日も返上してオープンに漕ぎ着けてくれたスタッフ達の努力に報いるためにも、結果を出さなければ、、、

『しばらくの間、痺れる日が続くなぁ』

写真上段:改装前、錆びついたシャッターに閉ざされたファサード

写真下段:改装後、常滑産のタイルでお化粧したファサード


アズーロなオーダー
2017/07/05
毎シーズン、コンスタントにオーダーしてくれるT氏の、今シーズン渾身の1着はこれ!
真っ青???な、、、
言い方間違えると、おかしなイメージですね。
T氏曰く、アズーロなオーダーだそうです。

アズーロについては、T氏のオーダーの際、さんざん聞かされて勉強にはなったんですが、、、イタリー通だそうで、イタリーの象徴的なカラーアズーロすなわち青(アズーロ・エ・マローネなんて言うのよく耳にしますね)は、コモ湖(行ったことないですが)の水面と晴れ渡った空の青が代表的なイメージだそうです。

僕が知っている限りでは、ゼニアの製織工場が有るビエラ地区(ミラノから特急で1時間弱)から見上げたアルプス山脈のバックに構える雄大な空がまさしくアズーロで、絶景でしたよ。
そりゃ、ランチでワインひっかけほろ酔い気分で眺めていたから最高でした!

T氏の選んだ生地はゼニアではありませんでしたが、ゼニアと同じビエラ地区に工場を構えるカノニコのコレクションでした。これがなかなか綺麗な青で、僕好みな色でもありました。

そんな素材を料理するのに、T氏が選んだスタイルは、イタリースタイルでは無くブリティッシュモダンダブル6個釦のスクエアショルダーで、なんでもスーツをオーダーする時は生地に合わせて、インナーのシャツやタイもしっかり選ぶことが大事だそうで、フムフム、確かにそうだな、と納得しつつまだまだ続くT氏のウンチクを聞かされる僕でした。

夏だから軽くソフトに、が良いのではと進めると、いやいや気持ちが暑さでだらけないように、スーツはかっちりとダブルでタイドアップするんだそうで、シャツもダブルカフスにしてドレススタイルに振っていました。

パンツは?と言いますと、これはいつもお決まりのベルトレス(僕が知る限りのサビルロウテーラー達はみんなベルトレスでした)だったんですが、今回、購入したばっかりのサスペンダーとあわせる予定だったんですが、僕がうっかり(スミマセン)サスペンダーボタン指示するのを忘れた為に、「いいよ、いいよ、ボタン留め面倒くさいからクリップで留めるよ。」と言ってくれて救われました。

そんな訳で、案外あっさりして面倒くさがり屋な?T氏のアズーロスーツ、出来上がりどうですか?


マジックハンド
2017/06/19
困ったなぁ???本当に困った!
と言うのも、ロックパパのMさんからオーダー貰ったビンテージ生地に、ナント、キズが見つかり、さらに巾も不足していた?

そんな連絡が工場から、一枚の無情なファクスで届いて、不足分の生地を催促してきたんです。
「不足分くれと言っても、あの生地ビンテージ物で、他をどこ探しても無いレア物なのに」

Mさんのオーダーしている時のハッピーな顔と、この報告を聞いた時の悲しい顔を想像すると居ても経っても居られず、もう一度工場担当者に確認の連絡をしたところ、今度はコンピューターによるシミュレーション(オーダーされたスーツの型紙パーツを、対象生地にパズルのように当て込んだ図)が送られてきて、「3m必要なところ、この生地は2.8mですから、あと20cm足りません。」と無慈悲な返事。

僕の頭ん中のイメージと頼りのでは、足りる筈だったんだけど、、、
想定外のキズ有り、3cmの巾不足が不運だったな、と諦めかけたその時、「そうだ、師匠に相談しよう!」

かく言う「師匠」とは?それは、困ったときの神頼み、仏の中島師匠ですね。
僕も数々の難しい注文や、クレームから救ってくれたのもこの師匠です。
他のスタッフも、本当にお世話になっています。

僕も向学の為、先ずは20枚の型紙パーツを一つ一つカットして、件のビンテージ生地広げて、自分ではめ込んでみると、「ん〜?」、自分の勝手なイメージと勘が如何に頼りにならないか思い知らされたわけで、ここで師匠へバトンタッチ。

そうすると、20枚のパーツ型紙を360度いろいろな方向へ回したり、裏表にひっくり返したりするうちに、工場が匙を投げ、僕が歯が立たなかったはめ込みが、程なく完了!
「あぁ、良かった!」この感動を伝えたくて今日のブログ書いていますが、本当に助かりました。

中島師匠のマジックハンド、コンピューターにも勝る熟練の為せる技をまたまた見せてもらいました。ありがとうございます、お疲れ様でした!

但し、これはお客さんだけでなく、周りのスタッフや工場の人たちにみんなに迷惑を掛けますから、生地はしっかり点検してから注文貰いましょう!

写真上段:ビンテージ生地いっぱいに見事当てはめられた型紙パーツ

写真下段:仮縫い着せ付け中の中島師匠、ピンワークが光ります


新体制スタート!
2017/06/08
既にご存知の方も沢山いると思いますが、、、
「オーダースーツのヨシムラ」新体制でスタートしています!

「オーダースーツのヨシムラ」を起業して長きにわたり礎を築いた初代ショップマスターの吉村社長、替わって2011年秋2代目ショップマスターの重責を継いだのが高岡店長。社長の後継者だけにプレッシャーは相当あったでしょうし、部下は自分よりすご〜く年長の『つわもの』ばかりで大変だったんだろうなぁ、と思います。

そして3代目はJソウルブラザーズの、、、、では無いですよ!
その岩(ガン)ちゃんこと岩田君と同じ名古屋出身の、佐野君です。岩ちゃんに負けず劣らずイケメンの佐野君は、パンクロッカーだった時代もあって、ファッションに限らず音にもうるさいですよ。

一方、前任の高岡君はどうしている?と言いますと、、、
社長から「視野を広げて来い」とのお達しで、グループ会社ビッグヴィジョンのエソラ池袋店の店長として、セールスとパトロール?に勤しんでいるとか。近くに行った際はエソラ2階のビッグヴィジョン・ビスポークテイラーに居ますから、覗いてやって下さいね。

そして、この男も加わりました。
大手アパレルO社直営のオーダーショップから移ってきた、ハリマちゃんこと播磨さんです。ダンディな風貌と、ファッションに限らず豊富な経験から来る味のある喋りは、飽きさせませんよ!

播磨さんは、現在ハンドメイド工場で奮闘中のダンディ福田氏の後任で、佐野新店長を支える参謀役が期待されます。早くも、豊富なファッション情報を持って、育ち盛り?の安藤君の指南役になっています。

かく申す僕はと言いますと、最近はもっぱらデスクワークが増えてしまって、接客回数が激減しているのが悩みですが、でも、メトロ丸の内線通勤者が佐野くんと二人になって帰り道が楽しいです。この世代のいろんな話が聞けるのも楽しみのひとつです。それと、たまには愚痴も聞いてガス抜きもね。。。

写真上段:何やら3人で悪だくみ?いえいえ戦略ミーティングですよ!

写真中段:陽気でシャイな佐野店長

写真下段:お茶目でいい味出している参謀役、播磨氏



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