社内でマーケティングを日本語で訳すと何?って聞くと、
大概が「市場調査」?または「販売管理」?なんて言う答えが返ってきます。
いずれも当たらず、遠からず、ですが、どうやら「マーケティング」がそのまま日本語として使われているようですね。
強いて挙げれば、僕は「商売」が一番ぴったりくるように思います。
「笑売」、「商い」、「飽きない」なんかもなかなか言い得ていると思いませんか?
最後の「飽きない」なんかは、マーケティングの考え方の、「顧客満足の提供と適正利益の獲得」にピッタリ来ますね。
そんなことを、ビッグヴィジョンヨドバシ横浜店と東銀座店の改装に当たって、目標や戦略を考えていたら、プッチッと思い起こされたのでした。
そうなんです、僕の頭の中は今、その事でほぼほぼイッパイなのです。
マーケティングの最も重要なポイントは「顧客志向」ですが、、、
僕は、この「顧客」をみっつに分けて考えています。一つ目は繰り返しビッグヴィジョンを利用してくれるリピーター客(本来の意味での顧客と思います)、二つ目が初めてビッグヴィジョンを利用する新規客(お試し)、三つ目は消費者(未だ顧客ではありません)。
改装に当たっての目的は、新しく綺麗にすることでは無く、「ビッグヴィジョンのブランド価値を上げて、売り上げを伸ばすこと」に尽きます。
その為に、上に挙げた三つのタイプの「顧客」を獲得するために必要な条件を満たしたアイデアを実行するのです。
ここで大事なのが、アイデアもそうですが、それ以上にアイデアが満たさなければならない必要条件を「うん、うん」しながら考えることです。
今の僕ですが、きっと他の当事者達も同じように「うん、うん」してくれてると思います。
そうして出てきたアイデアをテーブルに載せて共有し、良しと思ったアイデアに共感し、さらにアイデアを研ぐがごとく共鳴して練ったアイデアなら、悔いなく実行出来る筈です。
最後にこうしたプロジェクトの当事者に僕が適していると思う要素ですが、、、
リーダーシップ、思考力(独りよがりにならない多面的な見方が出来る)、精神力(タフでストレスに強い)、感度(場の空気が読めて、コミュニケーション上手)の四つです。
写真上段:春にリボーンする東銀座店、夜の通行シーン
写真下段:同じく昼の通行シーン