横浜みなとみらい店泣き笑い奮戦記
2016/11/21
開店セールもいよいよ終了予定の11月23日勤労感謝の日まであと数日。。。
アッと言う間でした。

この間、横浜から、地元のオフィスやタワーマンションから、
予想を超えて
沢山の人がやって来てくれました。
スタッフにとって、一番の励みで何よりも有り難かったはずです。

接客の応援にも仲間が自分の休み返上して手伝ってくれたお蔭で、
オープンセールが好調に推移し、本当に良かったです!

オープン前は、出店に対して厳しい声もあったけれど、店長の土屋君と只野女史がプレッシャーをズシリと背負い責任を感じながら、開店後の早朝も手配りなどの地道な広報活動を続け、込み合う店内では笑顔を絶やさず、昼食抜きで冷静な接客で対応した成果が出たと思います。

これで序章が終わって一区切り。
次の章でもお客さんから感謝と笑顔を貰えるように、
まずは注文を貰った仕上がり品の検品とお渡しから、、、です。

これからも横浜みなとみらい店は、フレンドリーなセールス活動を続けて、地元の皆さんに愛される仕立て屋として、仕事や生活のお役に立てるよういろいろアイデアを捻って行きますよ!!!

楽しみにして下さいね。

写真上段:最近では、服だけでなくランボルギーニも陳列?

写真下段:早朝のチラシ配りは、風邪引くからちゃんと靴下履けよ!


横浜みなとみらい店奮闘中
2016/11/11
これは新人のお笑いコンビ?
いえいえ、これは僕と横浜みなとみらい店の土屋店長でして、オープン後の接客続きで少し壊れかけているところをパチリしてもらいました。

お陰様で開店直後から、たくさんのお客さんにお越し頂いていますが、お待たせすることも有って本当に恐縮です。

梅雨時の作戦開始からオープンまでの5カ月があっという間に過ぎ、もう次は、東銀座店のリボーン作戦開始です。と言っても、まだ戦略も戦術も何も立っていませんが(笑)、、、

さて、ここで問題です。
皆さん、戦略戦術の違いってご存知でしょうか?
読んで字の如しなんですが、社内には案外知らない社員が多かったので聞いてみました。

例えば、僕が嫁さんと喧嘩するじゃないですか。そして仲直りしたいとなれば、彼女の好きな甘い物でひとつ攻めてみるか?となって、それじゃ、仕事帰りに池袋西武のタカノでケーキ買って帰ろう!そして首尾よく仲直り作戦成功、となれば良いのですが、、、
この時の「甘い物で攻めるか」が戦略で、「タカノのケーキ」が戦術でした。

戦略は、持てる物(経営資源ならヒト、モノ、カネ、トキ、ソフト、情報など)から何を選択集中するか、そして戦術はその具体的な策ですね。そして大切なのは、これはあくまで目的を達成するために大事なんだということです。

横浜みなとみらい店の場合、開店時の目的は350名と言う顧客獲得数でした。ターゲットはみなとみらい地区の近隣エリアで生活する人、すなわちタワーマンションに住んでいる人とインテリジェントビルに通勤するビジネスマンでした。戦略は「フレンドリーなプロモーション」で親近感をアピールして攻めることにしました。

具体的な戦術は、横浜みなとみらい店用のファッションカタログと開店用商品を掲載したチラシを6000部製作し、マンションやオフィスへ人海戦術で手配りを行い、横浜地区のリピーターには10,000部のDMを送り、併せてホームページで店舗を告知して開店を迎えました。

これから成果がどう出るか楽しみな横浜みなとみらい店ですが、フレンドリーで心地良い店舗になりましたので、是非、遊びに来てください。

写真上段:お笑い芸人ではありませんよ

写真下段:店内の様子


横浜みなとみらい店オープン
2016/11/05
今日11月5日土曜日、ようやくビッグヴィジョン横浜みなとみらい店がオープンします。

みなとみらい地区の「街の仕立て屋さん」として、以前からビッグヴィジョンをご利用頂いているみなさんは元より、近隣にお住いの方々や勤務されているみなさんに親しまれる店としてオープンします。

お越しになるとこんなことに出くわします!

生地が沢山あります!
仕立て屋だから当たり前だろう?
と思う方が沢山いらっしゃるだろうと思いますが、案外、小さな生地見本で販売しているテーラーが多く他のビッグヴィジョンやオーダースーツのヨシムラでもそうですが、1着分の大きさの生地を店に用意してますから、出来上がりのイメージがし易いんです。

店内が気持ち良いです!
みなとみらい店はビッグヴィジョンの28番目のお店ですが、その中で一番天井が高い店です。そして、店の色調も他のビッグヴィジョンより明るい木調にしたので、足を踏み入れると心地よい空気感を感じてもらえると思います。

安くておしゃれです!
値段もスーツで23,000円からバラエティ豊富にそろえていますから、初めての方もお試し易いです。そして出来上がりもオシャレです!
オープン時は、特別企画もたくさん用意して、ロロピアーナ、ゼニア、カノニコ、ハリスツイードなんていう人気の生地でのオーダースーツやオーダージャケットが通常の半額近くで作れます。

サービスが良いです!
オーダースーツが初めての方にも、ご予算に合わせて、生地決めからデザイン決め、採寸、そして出来上がりのフィッティング、そしてそして後の修理やリフォーム、クリーニングまでと面倒見が良くフレンドリーです。

皆さんの笑顔を目標に今日からスタートです!

写真上段:みなとみらい店ファサード

写真中段:素顔は案外きめ細かい(笑)土屋店長でした

写真下段:ディスプレイ担当の荻原東京駅店々長。さすが!一流を経験して来たスキル


横浜みなとみらい店完成
2016/10/29
10月28日金曜日は新しくオープンする、横浜みなとみらい店が完成する日。
いよいよ商品搬入して、店舗に整える日が今日でした。

朝からどんな店になっているか?わくわくドキドキ期待の胸の中、普段より目が覚めるのが早かったので、今日は生地や段ボール担ぐ肉体労働が待っているし、朝に恒例のストレッチ運動をいつもより念入りにやっていると、腰がギクッ!

開店準備や東武のイベントが有ったりして勤務が続いたせいか腰に疲れが出たようで、「まいったなぁ」とおもいつつ、みなとみらいへ向かいました。

店舗は未だ仮囲いに覆われているため、ファサードは見れませんが、内装はほぼイメージ通りに出来上がっていたので一安心。お陰さまで腰の痛みも少し軽くなったようです。

そこへ土屋店長の手配よろしく、古谷さんや水野君が横浜から駆け付けてくれたり、神田からは桑原さん、柳川さんも手伝いに来てくれて、総勢6名、陳列開始。

完成初日はだいたい7割方の陳列を終えて解散しましたが、細かなものもいろいろ足りなく開店までにその手配と、それよりコーディネイトをしっかり行わなければなりません。

そして、、、
それからが特に大事なんですが、みなとみらい店用に作り直したファッションカタログとオープニング用チラシを近隣のマンションやオフィスに手配りに行く予定です。何と言ってもお客さんに来てもらわないと店は始まりませんからね。。。

そもそも今回みなとみらいにビッグヴィジョンを出店するのは、今までの都心立地中心から、郊外立地を可能にすることとブランドイメージ向上が目的で、近隣に住んでいる人や勤務する人、それと横浜地区の従来顧客がターゲットです。
戦略は、親近感を狙いとした「街の仕立て屋さん」になるべく、僕と土屋店長でいろいろ作戦を練っていますので、開店を楽しみにしていて下さい。

オープンは11月5日土曜11時、スタートです!

写真上段:仮囲いにオープンを知らせるポスター。何屋か判るかなぁ?

写真中段:張り切り店長

写真下段:横浜や神田から助っ人が、、、水野、柳川の両君


横浜みなとみらい店
2016/10/17
「横浜」って地名の響きは、独特のブランド感が有りますよね。
海、港、船、夜景、浜っ子、、、これが良いんですかね!

僕が住んでいる所沢も、近くには緑や川が有って自然に囲まれた良い街なんですが、、、
横浜へ行っちゃうと、周辺全てがなんかこう垢抜けていて、粋ですよね。

そんな横浜に、今度4店舗目になる「横浜みなとみらい店」がオープンします。
従来の店は、横浜駅近辺に集中していたのですが、そこから電車に乗って二つ目の、
「みなとみらい駅」から程近い、「mmテラス」の1階にビッグヴィジョンがオープンします。

mmテラスは、オシャレなイタリアンやエスニックのレストラン、ヘアーサロン、フラワーショップがたくさん入っていますが、ファミマやサンマルクも有って昼時は、オフィスフロアで勤務するビジネスマンやビジネスウーマンで大混雑。

ファッションはビッグヴィジョンが初めてということも有って、ビルを運営管理する丸紅さんからは沢山の期待とヘルプを頂いてるので、僕も気合満々!でちょっと力み過ぎ?かも知れません。別な理由も有って、実は世話をしてくれている丸紅の担当者の女性が、とてもチャーミングなんですよね。

そんなオープンの楽しみな、みなとみらい店を担当するのが、現在ヨドバシ横浜店の店長土屋君です。みなとみらい店を誰に任せようか?と社長と本当に悩んだ時が有りました。

そもそも、出店についても、みなとみらい地区のイメージは高いけど、観光目的の人が多い場所柄、商売になるの?といった社内の反対意見も多い中、とてもそうは見えない?緻密さで「俺に任せてください」とデータ片手に引き受けたのが先述の土屋君でした。

横浜みなとみらい店は、「街の仕立て屋さん」をテーマに、親しみとおもてなしをモットーに営業しますが、そこはおもてなし迷人、いや、おもてなし名人の土屋君とフォロワーの私がしっかりお迎えしますので「乞うご期待」です。

写真上段:やっぱり夜景がビューティフル!

写真下段:mmテラスのシンボル「???」の前でちょっと気取ってポーズ


期間限定ショップ
2016/10/10
朝晩20℃を下回るようになって、すっかり毛布のお世話になっているこの頃、眠りが深くなったなぁ、と自分ではそう思って声に出してみると、、、外野からは「1年中深いよ!」との声が間髪入れずに帰ってくる「居眠り玉ちゃん?」です。

すっかり上着を羽織って程よい陽気になりました。世間では10月の今月までクールビズが続いている企業も多いようですが、皆さん、衣替えはもう済みましたか???
「そろそろそんな時期だな」なんて思い出した諸兄に耳寄りな情報です。。。

オーダースーツのヨシムラでは、毎シーズン、東武百貨店池袋店と組んで老舗テーラーの味出しをする「期間限定ショップ」を出店しています。今シーズンは、先がけて開催している「期間限定ネットショップ(10月16日日曜日迄)」に引き続き、、、
10月19日午後4時30分より東武池袋店8階でスタートします。

期間は10月25日火曜までの1週間。この間、近くまで行く予定がある、なんていう方は是非立ち寄ってください。大歓迎です!

今回は今までと趣向を変え、テーブルと椅子を用意してじっくり「ビスポーク」出来る環境になっています(神田のヨシムラでは当たり前ですが、百貨店のイベントでは立ちながらの承りが一般的なんです)。

気になる中身の方は、いつもの、ロロピアーナ、ゼニアに加えドーメルアマデウス、タリアデルフィノといった色気のある品揃えに集中しました。
価格もロロピアーナが2着100,000円+税(1着当たり50,000円+税)、ゼニア、アマデウス、タリアデルフィノが2着120,000円+税(1着当たり60,000円)と、1着当たりのお値段はいつもよりぐっとお求めやすい2着セールにしました。

友達や職場の同僚、先輩、後輩、ご家族、親戚の方と連れ立て選ぶのも良し、この際2着揃えるのも良し、衣替えにGOOD!

皆さんを迎えるメンバーですが、キャプテン安藤、応援団長早藤、口先番長の私に加え、今回もビッグヴィジョンから強力助っ人二人の総勢5名で歓迎しますから、是非、冷やかしに来てください。

写真上段:期間限定ショップ店頭イメージ

写真下段:左からキャプテン安藤、口先番長玉岡、応援団長早藤他2名の豪華?メンバー


東武池袋店ネット限定企画
2016/09/22
皆さん、お待ちかねです!
既にご存知の方も多いと思いますが、まだの方に耳寄りな情報をお届けします。

それは、、、
東武百貨店池袋店とコラボレーションで行っている、インターネット限定企画です。
この企画は、東武百貨店とオーダースーツのヨシムラが手を組んで実現した、
オーダースーツのとってもお求めやすい企画で、全国のビジネスマンへ朗報です。

大切な中身ですが、、、
それは、オーダースーツのヨシムラだけではありませんが、広く世の中で人気のツートップ、
ゼニアロロピアーナから、それぞれエレクタとスーパー130’sを取り揃えました。
人気のネイビーを中心に、今シーズントレンドのグレーやセミフォーマルなブラックです。

13回目を迎えた今回は、ネットショップのデザインも一新して、今の時代、PCだけではなくスマートフォンでもとっても見やすくなりましたので、是非ご覧ください。

こちら→http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/411

肝心のお値段ですが、、、
エルメネルド ゼニア エレクタ・・・・・・・・・・・60,000円+税
ロロピアーナ フォーシーズンズ スーパー130’S ・・・50,000円+税
さらに今回は、ネットショップリニューアルサービスとして、パンツの折り目を消えにくくする「シロセット加工」をお付けしちゃいます。

更に耳より情報が、、、
実を言うとこの企画のご注文は、10月19日から10月25日の間に、東武池袋店「オーダースーツのヨシムラ期間限定ショップ」で行うのですが、お急ぎで既にご寸法がヨシムラにあるよと言うリピータ―の方や、初めてのご注文でも神田のヨシムラ店舗へお越しになれる方に限って、先がけてご注文を承れますのでどうぞお気軽にお問い合せ下さい。

お問い合わせ→info@vightex.com

これでご予約から、出来上がりまで一足早くスーツをゲットできますから、クールビズ明けの衣替えシーズンにはピッタリのタイミングでご用意出来ますよ。

ご検討の程どうぞヨロシク!

写真上段:東武百貨店池袋店ホームページトップのオーダースーツ企画バナー

写真中段:この企画の為製作されたサンプル帳請求先

写真下段:インターネット限定オーダースーツ企画のイメージヴィジュアル


営業マン
2016/09/16
「御用聞き」って知ってますか?
最近では死語かも知れませんね。平成生まれの人は聞きなれないし、昭和も後半に生まれた世代には馴染みが無いかも知れませんね。

僕ら昭和中頃生まれの子供時代には、「御用聞き」と言って「今日は○○いかがですか?」と近所の商店の人が日常生活に足りないものを聞きに来て配達してくれたんです。僕の実家にも、酒屋さん、クリーニング屋さんなんかが、よく来て、母が注文したものを配達してくれるんです。わざわざ買いに行かなくていいんだからとっても便利ですよね。

今で言えばモバイル片手に、インターネットのコミュニケーションツールを駆使して商談に走る営業マンに通じるものがあります。
「御用聞き」は、今流に言えばスロービジネス時代の名残でしょうか。

前置きがすっかり長くなってしまいましたが、先日青森工場から出張して来た、若き「御用聞き」ならぬ「営業マン」の葛西君と彼の新任挨拶を兼ねて取引先へ打ち合わせに行って来ました。この訪問、葛西君の指導も兼ねた機会だったので、同行の傍ら伝えたのは「営業のいろは」のひとつ、プレゼンテーションでした。

これは相手の興味やニーズをつかんだうえで行わないと効果が低いので、事前によく相手のことをよく知っておくこと、これに尽きると思うんですね。そのうえで、自分や会社や、製品、サービスについて「PREP」することが大事です。この習慣が後々の差になることは間違いないです。その為の訓練には、やはり本や新聞などをよく読むことですかね。

それに、今回は伝えなかったけど重要な事に「与信管理」が有ります。
前職の経験で、新規開拓をした地方の専門店が経営不振で商品代金をなかなか支払ってくれないため、回収に出張したもののなかなか貰う事が出来ない。一日中レジの前で張って、何とか納入代金の一部でも回収しようと粘ったものの来客も無く、閉店時間が来てしまったので、半ば強引に店の在庫を担保に持って帰ったことも有りました。何とも後味の悪いものでした。

こんなことが無いよう、取引を始めようとしたり、日頃の支払い状況については充分注意が必要で、いくら売り上げが出来ても、集金が出来なければ「黒字倒産」なんていうのも起こりえますからね。
帳簿の上でいくら利益が出ても、現金もしくはそれにすぐ替えられるものが無ければ営業は成り立たないです。

写真上段:訪問先のスローウエアジャパンさんのショールームにて

写真下段:「営業マン」葛西君がインコテックスのサンプルを研究中!


来たれ!出る杭
2016/09/04
今年に入ってからの景気は、株価や金利動向、消費税導入延期などの経済環境、そして一消費者としての自分の視点から言っても好調とは言い難いですが、将来の人手不足を見越してか、求人件数は昨年の同時期と比べ増加の一途。ヨシムラグループの社員採用窓口を担当している身としては、なかなか悩ましいです。

今もWeb求人広告「リクナビ」に、横浜地区の新規店舗や改装店舗のスタッフをメインに求人広告の掲載を続けていますが、昨年と比べると応募が半分も集まらない状況で、リクルートの担当者によれば、求人広告依頼件数は昨年の倍とかで、景気に相関せず採用戦線は厳しくなっているようです。

そんな中でも幸いに、キラリと光る才能を持った若手や、キャリア豊富で能力の高さが見込まれる中高年の人材採用が進んでいるのは幸いですが、グループの成長を支えるために優秀な人材がまだまだ足りないのが本音です。

一方、既に在籍している社員はどうかと言うと、一握りのリーダー層に牽引されて実績こそ上がっていますが、「我こそは次期幹部」と訴えて来る猛者は残念ながら現れず、「出る杭」を待望しているところです。

出る杭が現れない原因は、個々の自助努力の不足にも有りますが、経営陣の指導不足や才能を見いだせなかったり活用出来なかったりするところ、それにプレッシャーだと思いますが、欲を言えばそれに向かってきてほしいですね。

教育の材料には業界新聞やファッション雑誌を月購読して、その成果をテストに発揮してもらい、業績への効果も出ていますが、幹部候補生としてのマネジメントにおいてはまだまだ力不足だったり、指導不足の感が強いです。

一口にマネジメント(管理)と言っても、収益計画をマネジメントする経営管理のみならず、VMD等の店舗管理、人心掌握や人間関係調整等の人事管理、MDや発注・在庫統制等を行う仕入管理、販売管理の中枢であるマーケティング、売上利益や資金資産の会計に関する財務管理など多岐に渡っており、今後体系的に学ぶ手助けを行って幹部候補生を育てる必要があります。

個々の社員には、自助努力として、新聞や書物などに触れることを義務として行って欲しいですね。それから、時間を大切に!「時は金なり」と言いますが、企業の生産性すなわち効率は全てスピードです。これを高めるために、技術や知恵が必要とされ相互作用を生じて行きます。

何か今日は難しい話になっちゃいましたが、要は、、、
「来たれ!スピードキング」「来たれ!出る杭」でした。


師匠
2016/08/28
2009年9月1日。
この日は、僕が吉村株式会社へ入社した日。あっという間の7年間で、それは初めての転職でした。

それまで在籍したアパレルメーカーとは違って、ファッションと言うよりは、生地屋、仕立て屋、といった派手さは無く地味な雰囲気のする社風が、初めは違和感を感じたものの、今じゃすっかりそれを体現する方に替わっているのも妙です。

そんな社内で、ひときわ異彩を感じた先輩社員が、黙々と型紙づくりに精を出す技術者の中島さんでした。

じゃ、僕が服作りの師匠と崇める存在です。
初めは、ちょっと気難しいおじさんかな?と思いきや、雑談に応じてくれる笑顔は、仕事中の凛としたオーラとは別人の愛嬌を振りまいてくれて、それが楽しく、ついつい「飲み」にもついて行ってました。

この商売、困ったことのひとつにお客さんのクレームがあります。
ある日何気なしに電話を取ったら、他のスタッフが担当した注文に対して、なんでも背中に横皺が出来て、何度直しに出しても消えないじゃないか!と受話器の向こうでガンガン怒鳴っているではないですか。

気の小さい僕(笑)としては、理由はどうあれ「すみません」の連発でやり過ごそうとしたものの、相手はなかなか受話器を置かせてくれず、とうとう職場へ行っての対応を引き受けさせられてしまいました。このお客さん、調べてみると、どうやらやーさん系のようで、『まいったなぁ』でした。

丸腰では訪問できないので、助っ人を頼んだのは、やっぱり師匠でした。お客さんにどんな難問ぶつけられても百戦錬磨の師匠だったら何とかしてくれるんじゃないかと、ご同行を頼んだら即引き受けてくれて一安心。訪問した先では、「大丈夫、大丈夫」と気丈に対応して一旦横皺の出ている上着を引き取ると、会社に戻って手早く処置して、日を改めて一緒に届けに行った時は、おっかなびっくりでしたが、無事横皺も消えてお客さんの眉間からもシワが消えて、出された苦いお茶も甘く感じたものでした。

そんな頼りになる師匠が、一時仕事場を離れ、服作る代わりにお城(?)を作っていたのですが、再びオーダースーツのヨシムラへ復帰してくれたのはいろいろ(本当にいろいろあるんですよ)と心強いです。

よろしく頼んます!



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