新装開店始末記
2021/04/29
ようやく開店に漕ぎ着けることが出来ました、ビッグヴィジョン吉祥寺新店。これも店作りから担当してくれたYOSHIMURA&SONSの佐野店長、ショップのデザインをしてくれた葛梔ョの中田さん、施工・設計をしてくれた葛梔ョの高堂さん、高橋さん、皆さん本当にありがとうございました。

そして、、、
今回の開店に漕ぎ着けることが出来たのもこの人と出会えたのが大きかったです。

スクラップ&ビルドは小売業なら当然の策ですが、昨年の秋、此処吉祥寺でも長年ヨドバシカメラさんのフロアを借りてビッグヴィジョンのショップを運営していましたが、ここ数年売り上げが伸びず、昨春からのコロナ禍で激減しついに撤退と言う苦渋の決断をしたわけです。

そこからは、ヨドバシカメラ吉祥寺の所長さんに慰留されるのを(有り難いことなのですが)、営業資料や試算表を見て貰い繰り返し交渉してなんとか納得してもらいました。

そうと決まれば、今度はビッグヴィジョンヨドバシ吉祥寺店を長年愛用してくれたお客さんに不便掛けちゃいけないと、吉祥寺地区での候補地探しでしたが、、、
これが「帯に短しタスキに長し」で思うような物件が見つからず、一方で社長に約束したタイムリミットも迫るわで、昨年12月上旬までは毎週吉祥寺の街を歩き回っていたものでした。

そんな時、今回の物件の縁結びをしてくれた山田さんと別な物件の工事現場で出会うことが出来たのがラッキーでした!
山田さんは地元吉祥寺に極密着した不動産屋さんの店長で今迄の情報には無かった複数の物件を即座に紹介してくれ、そんな情報提供の中から未だ建築中で募集をしてない水面下の今回の物件に行き合わせてくれました。

そこからはフェアな条件交渉、親身なアフターケアで開店を迎える事が出来て、本当にありがとうございました。

こんなビッグヴィジョン吉祥寺新店の開店でしたが、今度はしっかり営業成績を上げて末永~い商売で三方良しを目指しますね。

写真上段:初めて出会った頃の工事中だった建物

写真中段:契約が済み外装工事が完了し内装工事に向けた初打ち合わせ

写真下段:無事完成したビッグヴィジョン吉祥寺店


ストレスフリーな1日
2021/04/14
「春眠暁を覚えず」なんて言うコトワザにも有る様に、春の朝はその心地良い暖かさに負けて、ついつい寝坊してしまう人も多いようですが、、、
僕?は、嫁さんに「ニワトリより早い」って言われるぐらい早起きで、迷惑を掛けているようです(笑)
そして休日は日頃の睡眠負債を解消すべく、昼寝が大好きでこれまた嫁さんに迷惑???

睡眠って「ストレスフリー」な時間ですよね。意識が無くなってこれ、脳みそを休ませるとっても大事な時間なんですって。使いっぱなしだと何でも壊れるのが早いですからね。しっかり休ませてあげましょう。。。

今日はそのストレスフリーにあやかってネーミングを付けたストレスフリーパンツと&ジャケットのプロモーションヴィジュアルの撮影に、YOSHIMURA&SONSの面々とモデルの折笠さん、WEB担当の吉野さんが加わってくれました。

経費節約と言うわけでも無いですが、プロモデルの折笠さん以外は全員社員で、こんなところまで出来ちゃうんだぜ!てな心意気でトライしてみたところ、少々アマチュア臭はありますが大目に見て下さいね。

何事も準備が大切ですが、今回の撮影は動画有り、静止画有りで内容も盛り沢山でしたがWEB担当の吉野さんが事前準備よろしくしっかりディレクションをしてくれたお蔭で撮影は順調に進みました。

YOSHIMURA&SONSの面々では、佐野ショップマスターがストレスフリーシリーズのMD担当として企画から生産管理、販促と獅子奮迅の働き(時には社長に尻を叩かれ、笑)に加え、当日は動画のシナリオ作成と動画出演までやっちゃいました!

黒子に徹したのは築地君で、そのカメラワークはなかなか堂に入って、販売、縫製、原稿作成にカメラと言う引き出しをまた一つ披露してくれました。カメラのことは良く判らないですが、中々の腕前だと思います。

この日一番ストレスフリーな「抜け感」を醸し出していたのが最年少河本君。私服のセンスが「いいね!」と皆で誉めあげると築地君のテスト動画では、コミカルなダンスを披露してくれましたが、さすがにオフィシャル動画では没。見たい方は築地君まで。

そうそうところで、「玉岡さんは何してたの?」って聞かれるんですが、僕は野次馬やってました(笑)

そんなこんなの「ストレスフリーな1日」でした。

写真上段:左からカメラ担当築地、照明(ダンス)担当河本、MD担当佐野の面々

写真中央:堂に行ったカメラワーク

写真下段:堂に行った照明???


元気印
2021/03/24
皆さ〜ん、お元気ですか?
あの日以来、3月が来ると思い出す数々の光景(永遠に)。
沢山、沢山の命が失われて、残された人たちの喪失感を自分に置き換えると本当に、、、
ご冥福をお祈りします。

ちょっとしんみりさせちゃいました?
だから「元気」が何よりですね!
そんな3月は冬から春に移り変わり、身も心も軽やかになんて言うのが定番で新たな生活を迎える人も大勢いることと思います。

そんな3月は僕ら「洋服屋」にとっても大事な時期です。新しい素材を、新しい企画を、新しいコーディネイトを、、、
沢山の人の「衣替え」お手伝いして元気を分らけれたら良いです。
新しい企画も一杯用意していますから楽しみにしていてください。「JOY&FUN!」

今シーズンの洋服は、 “どこか「ユトリ」を感じて貰える” 、が僕のテーマです。
サイズだったり、機能性だったり、色だったり。。。

コレクションの中から3つの気に成るブランドをチョイスしてみました。
一つ目はセリーヌ
エディ・スリマンのコレクションは「いつになれど少年」を思い起こさせてくれるのが、僕の年になると懐かしが相まって元気を貰えます。今シーズンはカジュアルに思い切り振ったコレクションで僕の中では「KID」と言うイメージです。

二つ目はコムデギャルソンシャツ
何年たっても若々しさを失わないギャルソンって何なんだろう?って元気を通り越して感嘆させられます!ブランド年齢は高齢者入り(失礼しました)しているのに、肌も筋肉も衰えを知らないまるでモンスター。

3つ目はニードルズ
こちらも僕に言わせれば「大モンスター」です。セレクトショップの草分け「ネペンテス」を起こした清水慶三さんがデザインしているアメカジやワークテイストの、ネイティブトラッドとでも言えそうなブランドです。還暦を越えている感性とは思われないその「瑞々しさ」に脱帽で、これまた大元気を貰えますよ。

写真上段:セリーヌのスニーカースタイル(引用:ファッションンプレス)

写真中段:コムデギャルソンシャツのレイヤードスタイル(引用:ファッションプレス)

写真下段:ニードルズのミックススタイル(引用:ファッションプレス)


JOY&FUN!
2021/02/24
JOY&FUN!仕事も遊びも「楽しく」「面白く」と言うのが僕のモットーなんですが、、、
でも現実は厳しく、そう上手くは行かないようで、、、トホホ。。。
早く、早くコロナ禍が収まると良いのですね。

先日はコロナも忘れ(マスクするのは皆忘れていませんよ)、少々密になりながら(しっかり換気やりました)、一年振りにビッグヴィジョンのプロモーション用画像の撮影を終日かけて行いました。

ビッグヴィジョンのプロモーション用なんですが、YOSHIMURA&SONSのショップマスター佐野さんがその感性と野生(?)を活かしてディレクターを務めてくれました(僕は野次馬?)。

ディレクターはどんなことやるかと言うと、、、これが中々大変(でもJOY&FUNでした)。
先ずはどんな販促物に使用する画像をいくつ撮るか?営業責任者と打ち合わせて、こんな商品を題材に、こんなポーズのカットで行こうか、と言うストーリーを決めるんです。

次にスタッフの選定。先ずはモデルですが、これはいつもお世話になっている折笠君に早速アポイントを入れてスケジュールを把握。それからカメラマン、ヘアメイク、スタイリストのスケジュールを抑えに行くのですが、今回は佐野さん一人で大変なんで広告代理店のスタッフにサポートしてもらいました。

スタッフの準備が整ったら、撮影に使用する商品サンプルの発注。この時既にどんなコーディネイトで撮影するか決めて発注するのもディレクターの重要な役割、同時にシューズやカットソーなどコーディネイトに必要な小物もディレクターが手配します(なかなか煩雑で楽しんでやれないと無理?って感じです)。

事前準備が概ね整ったところで、撮影日の一日のスケジュールを30分刻みで作ってようやくGO!です。

当日はインタビューアー、動画の撮影、商品の着せ付け、モデルまでやってしまうディレクターでした。後は「おもろい」画像が出来るのを待つだけです。大変だったけど佐野ディレクターのJOY&FUN!な一日が無事終わりました。本当にお疲れ様でした。

皆さんには今シーズンのビッグヴィジョンの広告写真、どんなおもろいのが出来て来るか楽しみにし下てさい。
おもろいのが有るよ!

写真上段:佐野ディレクターとモデルの折笠君、楽しそうにコミュニケーション。

写真中段:撮影直後、昔はポラロイド写真、今はPCディスプレイで確認。超便利!

写真下段:メイクして貰って何やら嬉しそう?


リストラクチャリング
2021/01/28
先日、バーニーズニューヨークの新宿店が閉店するのをネットのニュースで知った時は、、、

僕は洋服が好きでファッションの世界に足を突っ込んだけど、バーニーズが日本へ進出するまでは、スーツブランドやトラッドブランドのベーシックに好みや情報が偏っていたんですけど、90年代バーニーズ新宿店を初めて訪れて観た世界のオーッ!と言う驚きとドキドキ感は未だに忘れられないですね。

ここでシャツやネクタイのセール品からインポート物に手を染めたり、コレクションブランドを知って気軽に触れたり試着出来たりと、近くのイセタンメンズ館ではなかなか敷居が高くて出来ないこともさせてくれた庶民派ファッションマニアの味方でした。

そんな訳で、新宿を訪れた際は(なんと言ってもこの東口エリアは日本で一番メンズファッションの売れているエリアです)、イセタンメンズ館、マルイメン、そしてこのバーニーズ(品揃えもさることながらウィンドウディスプレイが最高!)を時間の許す限り定点観測していました。

今日まで品揃えやスポンサー企業は変われどバーニーズ日本号店は変わらずに世界のブランドを発信し続けてくれました。
閉店のニュースを聞いて残念でしたけど、、、
商売、儲けて何ぼの世界、収益上げられなければ消えてなくなりますよね。

「人のふり見て我がふり、、、」なんて良く聞きますけど、このコロナ禍のご時勢、概ねの企業の営業活動は大変だと思います。

ヨシムラグループもリストラクチャリングでは、昨年本社ビル建て替えに伴いYOSHIMURA&SONSをニューオープン、グループのビッグヴィジョン千葉店をリボーンしましたが、今年はヨドバシ吉祥寺店、神田淡路町店、日本橋店と閉店から始動です。

3店舗の閉店に当たっては、いつも以下の価格といつも以上の笑顔で閉店セールを行いますよ!

ヨドバシ吉祥寺店は1月30日から2月14日、神田淡路町店と日本橋店は2月半ばから約2週間の開催予定です。詳しくはビッグヴィジョンホームページとメールマガジンでご案内しますのでどうぞご覧ください。


天地浩然の気
2021/01/02
新年あけましておめでとうございます!

新年を迎え、東京の上空は昨年末の天気予報に反して青一色の快晴が続いてますね!
一方で、日本海側の大雪に苦しむ地域の人たちをニュースで知ると本当に胸が痛みます。

何と言っても昨年は、日本に限らず世界中があの憎っきコロナにやられた感が強いと思いますが、年明けからもおさまる兆しが見えず(首都圏はむしろやばい?)引き続きこいつとファイトですね。

さて、ファッションはどうかと言うと、、、
日本ではユニクロやワークマンなど一部の企業は元気が良いですが、アパレルメーカーは特にオンワードや三陽商会などの老舗百貨店アパレルに元気が無く、2021年を迎えて今後の動向が案じられます。

コロナ禍の情勢下、リモートワークが常態化し、暫くは続く不景気を受けて、ファッションの消費傾向はカジュアル化と低価格化に更に振れるんじゃないかと思うんですね。

在宅ワークの時間が増えることでドレスコードが緩くなるから当然カジュアルスタイルのファッション需要が増えて行くし、家に居ながらにしてファッションの購入が出来る仕組みを作り出せればリアル店舗も今みたいな数は必要なくなるし、人や商品の効率を高めて低価格でも利益が得られる低コストの仕組みを考えた者がこれからの勝ち組になるんだろうねって、、、
他人事じゃ無く当事者としてやらねばならないですね!!!

そんな時勢の下、
気合は大事だと思ったんで今回のテーマ「天地浩然の気」を掲げてみました。
なんでも天地にみなぎっている万物の生命力や活力の源となる気、物事にとらわれないおおらかな気、公明正大で何物にも屈しない気のことで僕は安岡正篤さんの著書を読んで知ったんですが、元を探れば中国の偉大な哲学者「孟子」が説いた説だそうで、何か因縁を感じます。

写真上段:今年もよろしくお願いします

写真中段:富士山の雄姿

写真下段:初日の出の美しさ


これ、俺?
2020/12/23
先日3Dボディスキャナーなるものを、銀座の裏通りにあるビルの一室で、社長達と連れ立って体験してきました!

あるビルの一室は、実はスペースビジョンさんというこの3Dボディスキャナーを開発したアカデミックな企業のオフィスでして、先ずはミーティング室にて開発に携わった役員さんからこのマシンの製作意図や背景についてあれこれと興味深い話を聞いてから「さぁ、撮影!」です。

隣室へ導かれると、そこには少し広めのフィッティングルーム程のスペースにポールが立てられ(イラストは4本だけどこの場所では確か3本?)、撮影のためのセッティングがされていました。

ポールの立てられたスペースの手前でパンツ一枚(より正確に計測するためでした)になってから、いざ撮影!は、心の準備もする間無く本当に一瞬でした。

楽しみな結果は?と言うと、、、
身体の66か所ものサイズが誤差2mmと言うだけあって、先ほどの一瞬で僕の1D(メジャー採寸)サイズと比べて狂い無く(きっとこちらの方が正しい?)、見たくなかったサイズまで顕わにされてしまいました(悲)。

恐るべきこのボディスキャナーの採寸精度の高さです。
フィットネスジムでダイエットや体作りに励む紳士淑女や整体等で通院する諸氏へBEFORE&AFTER効果が如実に把握出来たり、アパレルメーカーのサイズ規格開発や、僕らのオーダーメイドの世界では、店舗での採寸が要らななってしまいボディスキャナーのサイズデータが有れば本人が来店しないでも新規でオーダー出来るし、店舗が無い地域からもメールで注文が可能になると言う優れものです。

課題はこのボディスキャナーの設置場所、価格(国産普通車程度の値段)、それと採寸値はあくまで個人情報ですから第三者が勝手には利用できないですね。

このマシンが普及してくれれば採寸の手間が無くなり生産性アップで社長にっこりかと思いきや、、、
あぁ、僕の仕事が無くなる?
そうならないように新たなスキルを身に付ける為の努力を重ねなければなりませんね(笑)

写真上段:ボディスキャナーのイメージ

写真中段:僕の3Dフォルム。もっと腹筋、背筋鍛えねば!(悲)

写真下段:同じく後ろ姿(脇腹が、、、汗)。実際は360度確認可能


一枚の葉書から
2020/11/25
『感謝状 玉岡 一芳様 
先日はご来店頂きまして、本当にありがとうございました、ビューティーサロン●●では単にカットの提供にとどまらず、玉岡さんがいつでも輝けるようサポート出来る店づくりを目指しています。自分磨きの場としても気軽にお立ち寄りください。』

こんな手書きの葉書を10数年前、初めて行った美容室の店長さんから貰いました。
一字一句とは言わないけど今でも鮮明に覚えています。

俗に言う「サンキューレター」ですが、僕にはとても新鮮で暖かみを感じさせてくれたものでした。今では3駅も離れたところに転居しても、月に一度はお邪魔しています。
店長さんと話すのが楽しみで。勿論カットの腕も抜群で、僕の少なくなった髪をボリューミーに見せてくれるんです(笑)

どうです、この葉書?
特段、オシャレでもなく、変わったところが有るわけでもないこの葉書のお陰で、10数年同じビューティーサロンへ通い詰めています。きっかけは何と言ってもこの手書きの葉書に人の温もりを感じたからだと思います。

百貨店から届く分厚い封書DM、最近では一日に何通もやって来る営業メール。内容は●●割引、●●OFFのセールスレターばかり。
時として有効な情報だったりもしますが(ニューレターは比較的読みます)、大部分のDMやメールは、タイトルだけで最後まで読まずにごみ箱行きです。
大変な労力やお金を費やして送ってくれているとは思うのですが。

コロナ禍になって家から出なくなった人も大勢いると思います。
店舗を構えて商売している人もお客さんが来なくなって大変だと思いますが、、、
こんなコロナ禍だからこそ、来てくれた人に感謝の気持ちを込めた手書きのお礼状を送ってみるのも「ホッとした気持ち」にさせてくれるのではないかと思いますよ。

そうだ!もう直ぐ年賀状の季節だ。最近ではすっかり機械任せにしてしまったけど、少しは手書きで今年は出すぞ!
その前に字を綺麗に書く練習しなくちゃ(汗)


ネクタイ忘れていませんか?
2020/11/11
11月に入って寒さが増して、ようやく冬本番、衣替え本番、という人が随分多くなったと思いますが、街にはまだまだクールビス気分が抜けない?ノータイや中にはシャツ姿の猛者には思わず「上着、ネクタイ忘れてません?」って言いたくなっちゃうんですよね!

昨今コロナ禍のご時世で在宅ワークスタイルが浸透してきて、オフィスカジュアルどころかホームカジュアルになってすっかりタイドアップの機会が失われているようですが、たまの出勤こそ「緊張感」を取り戻す為、今こそタイドアップでジェントルマンスタイルに拘りましょう。

大切なお客さんを迎える、大事な商談、オンライン会議などなどのTPOでは「緊張感」が大事でしょう?
この「緊張感」ってなかなか良いもんで、今とはちょっと違ってるかもしれませんが学生時代、ラグビーや柔道の試合で開始を迎えるまで相手と対峙している間、あのピリピリ感がなんとも好きだったなぁ。

以前も話したことが有りましたが、スポーツ欄のコラムで読んだプロ野球選手OBの宴席での心掛けとして羽目を外さない為にネクタイを付ける、これを真似たら僕の飲むとだらしなくなったり、帰宅途中の電車内での物忘れがお陰様ですっかり影を潜めるようになったんです。これ、僕と似たような経験をお持ちの諸兄には絶対お勧めですよ!

そんな理由も有って、少なくなったからこそ出勤時にはしっかりネクタイ首に巻いて仕事に対峙する、如何ですか。

そこで今シーズンのネクタイトレンドですが、、、
今年は@大柄な幾何学模様、Aマスタードやイエローゴールドなどの茶系ベース、B黒やグレーのモノトーンプラス差し色、なんていうところです。

次にVゾーンのコーディネイトポイントでは、、、
柄はふたつまでですよ!例えばネクタイ&シャツ&ジャケットでストライプジャケットにストライプシャツを合わせたらネクタイはソリッドなんていう風に。
色はワントーンまたは拾いが基本。一例に、ネイビージャケットにブルーストライプシャツの合わせにはどちらかの一色「拾った」レジメンタルタイのコーデなど。。。

それに12月にはクリスマスが有るじゃないですか。大切な人へのギフトにクラシックアイテムのネクタイなんていうもの復活させてください。

写真上段:大柄幾何学模様やレジメンタルタイ

写真下段:人気のソリッドタイやキャラ立ちの動物柄


靴磨きの妙!
2020/10/28
生来の無精者として人生過ごしてきた僕が「靴磨き」に目覚めたのが?年前(実は覚えてないアホな僕でした)。

娘からプレゼントされた靴磨きセット(写真上段のカンカンに入った奴で持つべきは娘です?)と、、、
YOSIMURA&SONSのお客さんで「靴奉行」として僕が尊敬しているYさん(ジョンロブを主におそらく3桁は持っていてしっかりメインテナンスをしているんです)に触発され「靴磨き」をしっかりするようになりました。

「靴磨き」が丸の内辺りの新興靴磨き屋さんにスポットライトが当てられトレンドになっているのは知っていたのですが、改めてYOSHIMUURA&SONSのお客さんの足元に視線をやるようになるとなかなかの強者(師匠!)が揃っていたんです。

靴を磨くなんて独り者の時は母に、所帯持ってからは嫁に「やって貰おう」なんて不届きな考えでいたのですが、師匠たちを見ていると(靴だけでなく外も内も光っているんです)そんな自分が恥ずかしく思えてしょうがありませんでした(反省)。

元々服は大好きでしたが、そもそも段広甲高な典型的日本人?の僕の足に合う靴がなかなか無くてスニーカー好きの革靴嫌いでした。スニーカーには凝っていたのですが、革靴は概ねリーガルが暫く履くと足が痛くなくなるんで無頓着にそればかりでした。

この仕事をしていて知った宮城工業にパターンオーダー靴を作ってもらってからは、フィット感良く今度はそればかりになりましたが、あるときアウトレットで買ったコールハーンがなんとピッタリくるでは無いですか。それを体験してようやくパターンオーダー靴では作れなかったローファーを手に入れました(嬉!)。

振りかえると大学時代、この不精な僕がラグビースパイクだけはこまめに磨いていました。それはすごくスピリットに影響したんですね。そう、気合が入るんです。
今は毎日ブラッシングして最低でも週に一度は早朝に出勤した未だ誰も来ていない店で磨き終わった靴を並べて悦に入っています(えっ、気持ち悪い?)。やっぱり気持ちが洗われますね!

今更ですが、ファッションは足元からとはよく言ったもので靴奉行達に恥じないように、遅まきながら外も内もしっかり磨いてピカピカになるよう頑張ろうと思う僕でした。

写真上段:孝行娘の贈り物第1弾

写真上段:同じく第2弾。第3弾が楽しみ(エッ、もう無いの?)



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